世界で今、最も熱いアーティスト長坂真護氏を 知っていますか!?
長坂真護展
~Still A Black Star~
10月21日(水)~11月9日(月)
世界でも有数の電子機器の墓場と言われるガーナにある「アグボグブロシー」この地の貧困問題と環境問題をアートの力で変えようとしている長坂真護氏の、電子廃棄物を活用して制作した新作の長坂真護展~Still A Black Star~が、阪急梅田本店9階、阪急うめだギャラリー・アートステージで、20日間に渡って開催されました。
会場にはキャンパスに荒々しく描かれた人物像に、ガスマスクが取り付けられている作品や、廃棄された電子廃棄物が怒りの如く、「これでもか、これでもか」と容赦なくへばりついた付いた作品。
世界中から集められ廃棄された電子廃棄物で組みさわせて創作された人々。
幼い子供たちの顔には、目や鼻や口や耳の代わりに象徴的に取り付けられた電子廃棄物。
そんな子供たちが立つ大地には、たくさんの電子廃棄物が一面に広がっている作品など、約150点の新作が展示されていました。
当たり前のように便利に暮らしている我々に対して、次世代に押し付けられるであろう「未解決の負の遺産」を、目の当たりに見せつけられたような気がして、胸を強く締め付けられるような気がしました。
「フランクミュラー」の時計と自身の作品の融合性はあるのか?
「それは出会った時に、すぐさまシンクロした」と長坂真護氏は言っています。
地球上には1日24時間という概念があるが、それが存在しない宇宙に、時間の概念を重ねてみてはどうだろう。そんな独自の発想から生まれた作品。自身の月のアートに「フランクミュラー」を象徴するビザン数字を描くことで時間の無い宇宙を表現した3点の作品も展示してありました。この作品を見た瞬間、余りにもアグボグブロシーの作品との違いに驚きましたが、ずうっと「月」の作品を眺めていましたら、何とも言えない穏やかな「静」と言う文字が僕には浮かんできました。
長坂真護氏は2018年にスラム街初の学校「MAGO ART AND STUDY」を設立しました。
スラム街初の学校から子供たちが見る月は「世界どこからでも見える」というそんな安らぎを長坂真護氏は願っていたのかなと,そんな想いを抱きながら「長坂真護展」の会場を後にしました。
■長坂真護氏プロフィール
1984年生まれ。2009年、自ら経営する会社が倒産し、路上の画家になったアーティスト長坂真護は、2016年6月「世界最大の電子機器の墓場」と言われるガーナのスラ[アグボグブロシー]を訪れ、1日わずか500円の日当で先進国が捨てた電子機器を必死に燃やしながら生きる彼らと出会いました。
大量のガスを吸い、ガンになり30代で逝くと言われる彼らを犠牲にして、我々が富を形成することがそんなに大事か?美術の力を持ってこの事実を先進国に伝えたいと長坂真護はそう決意。アートの売上げから生まれた資金で、これまで850個のガスマスクをガーナに届け、2018年にはスラム街初の学校「MAGO ART AND STUDY」を設立しました。
そして53日間もの期間ガーナのスラム街アグボグブロシーに滞在し、2019年8月、彼らの新しい希望と生活のために、スラム街初の文化施設「MAGO E-Waste Museumを設立。
この軌跡をエミー賞受賞監督カーン・コンゥィザーが追いドキュメンタリー映画‘Still A Black Star`を現在制作しています。
今、世界中のコレクターから問合せや注文が押し寄せる話題のアーティストです。
世界中のコレクターが注目しているアーティスト
長坂真護氏の作品が常設されているギャラリー
MAGO GALLERYが大阪にあるのを、ご存じですか?!
マゴギャラリーは京阪線、北浜駅徒歩10分のところに、約1年前2019年秋にオープンしました。
オーナーのギャラリストの村上氏が、長坂真護氏の行動力と作品に強く惹かれて、長坂真護氏の作品に対する情熱と行動力に対して少しでも、みなさんに長坂真護氏を知ってもらいたい、作品を見てもらいたいとの一心で、マゴギャラリーを開設したのだと思います。
マゴギャラリーの設計は、この「木になる話」のコーナーの第1回目にご紹介いたしました、本田デザイン事務所の本田先生が設計をされました。
このギャラリーの特徴は、基本的に長坂真護氏の作品を常設とし、また関西を中心に行われる長坂真護展の開催等を積極的に行っていくのだと思います。先月21日~今月9日まで阪急梅田本店9階、阪急うめだギャラリー・アートステージで開催された「長坂真護展」もたくさんのギャラリーが来場され、成功裏に収めたようです。
これからも、長坂真護氏中心に、あらゆることにチャレンジして行くギャラリーとして、関西は勿論の事、全国から大きな注目を集めるに違いないと思います。みなさんも、お近くを通リかかることがありましたら、ご予約をして、一度ギャラリーを訪ねてみたらいかがでしょうか。
左よりマゴギャラリー・オーナー村上友里恵さんと長坂真護さんとお母さん
■マゴギャラリー写真撮影:Photographer 福田 秀世 Hideyo Fukuda
MAGO GALLERY
ギャラリーは完全予約制ですのでお電話かメールにてご予約お願いします
■株式会社 Lily Star Corp.
〒541-0042
大阪市中央区今橋1-1-3
IMABASHI GATE PLACE 1F
06-6809-5503/090-5055-8844
Gallerist
村上 友里恵
YURIE MURAKAMI
Yurie.an11@gmail.com
■(株)かつら木材センター
〒614-8124京都府八幡市下奈良北浦1番地3
Tel:075-982-0866 Fax:075-982-0709
店舗のカウンターや、テーブルなどの天板は、かつら木材センターに、お問
い合わせください。各種銘木を揃えています。
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