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神戸のおうち

来年の引っ越しに向けて、神戸の新居もちゃくちゃくと設計が進行している。

この新居は、私による完全オーダーメイドの設計になるのだが、正直こんなに大変とは思わなかった。

とにかく決めることがめちゃくちゃ多い。
まだ存在しない家をすべて頭のなかで想像しながら、生活しやすいように大きいものから小さ〜いものまであれこれを配置して決めていかねばならない。

まずは間取りを決める。ここまでは簡単だった。
そこから空間のデザイン、ドアの数、ガラス格子の仕切りの配置、どこに電気コンセントやインターホンをつけるとよいか、エアコンはどの方向に向けるか、照明の数やデザイン、窓の形や種類、床のデザイン、壁紙、トイレの機種、キッチンの仕様、全体のカラーリング、バルコニーのタイルのデザインなどなど、まだまだある。

すっごくしんどい。
しかし、私がやらねばならないことなので、頑張っている。

たくさん決めることはあるが、私が一貫して決めていることは「下半身不随のサンチョロが暮らしやすい家」だ。

当初は歩行困難の障害があったコロが暮らしやすいようにと考えていたが、コロがお空へ行き、コロのために考えた新居の間取り図だけが残った。

間取りの変更はしようと思えばまだできた。
でも、コロのために考えた間取りを取り消したくなかった。

ならば·······、せっかく考えた家なのだから、コロのような障害のある猫のために使おう。

私が下半身不随のサンチョロをすすんで受け入れた理由のひとつはこれだった。

障害のある猫と楽しく安全に暮らせる家。

あと約1年。まだまだ無事建設が終わるまではなかなか大変なことの連続だろうが、なんとかやり切ってサンチョロと楽しい神戸生活をスタートさせたい。

気に入ってくれるといいのだが。

今回はここまで。ではまた。

いただきましたサポートは保護猫ちゃんの支援に全額寄付させていただきます。幸せになる命が少しでも増えますように。