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FXまでの道のり

話は多少前後しますが…

私の本業は、公共交通機関(タクシー)の乗務員です。

2020年になり、1月、2月は平年と変わらずに稼ぎがあったのですが…卒業式、送別会のある3月、入学式、歓迎会のある4月と年間を通じて売り上げも上がり、GW明けから夏休みの閑散期に備えての貯えも稼ぎ出すのが常でした。

ところが新型コロナの影響が出始めて、3月は前年比で3割減、4月に至っては4割を超える売上の減少で、歩合給であるこの仕事ではダメージは強烈でした。

その上、会社の方でもフル稼働では採算が合わないと観て、雇用助成の支給が受けらるとなった4月の後半から業務シフトを大幅に削減して、2~4日に1回の業務となりました。

さすがに休日となった分の補償は受けられるといっても、給料の手取りベースではいつもの6割弱となり、夫婦共稼ぎではありますが、今年高校に進学した双子の子供を抱える世帯ではかなり厳しい状況で、有難い筈の「定額給付金」も進学費用の補填で終了といった感じでした。

こうして、無駄に時間だけは余裕ができてしまった状態が続くこととなり、妻の懇願もあって何かバイトでも…って感じで動き出すことになりました。

幸い会社の方も休日の行動については特にお咎め無しで、いろいろ探すことに…

還暦の方が近くなった50代の私にとってできる副業、バイト的な仕事というのはかなり制限があるなと思いながら、ハローワークに行ってみると…各種給付金、補償の手続きを受けようとしている人たちで正に戦場状態でした。

「ソーシャルディスタンス」が聞こえ始めた頃で、これでいいの?といった感じで、即挫折しました。

一応、時間的な隙を見つけてはいろいろ物色は試みてみましたが、私の様な変則シフトの業務の片手間でできるような単発的な仕事などあるわけもなく、なんか時間の無駄だなと思い妻にはもう少し我慢してもらうことにして、趣味のバイクを処分してPCを新調しました。

なにせ現在うちにあるPCはネットと切り離されたWindow7で、妻がWord&Excelを使用するだけのかなり昔のワープロ機と化しているもので、ネットは専らスマホか子供が使用しているタブレットくらいだったので、これで晴れてコロナ以降「リモート」とか「在宅」とか叫ばれている土俵に上がることになりました。

スマホを持つようになってからあまり気にしてはいなかったのですが、20年振りくらいに手にした自分専用のPCというものはかなり快適で、最後に使用していたWindowsVistaとは比べ物にならないほどのカルチャーショックでした。

スマホの普及もありネット環境も著しく進歩しているんだと改めて実感しました。

そんなこんなでネットで在宅でできる仕事を探しつつ、興味はありながらもお金持ちがするもんだと諦めるというか、手をこまねいていたFXというものを調べていると…「もしかしたら自分でもできるんじゃねぇ」ということがわかり、本格的に始めてみようということになりました。

本来なら専門書を何冊も買ったり、専門の講義、講習を受けたりしなければなんでしょうが、ここはネット社会の恩恵を存分に生かしてプロとまでは行かなくとも、お小遣い稼ぎ~資産形成という膨大な目標に向かって行こうと思います。

かなり前置きが長くなりましたが、以降FX始動からのことを綴っていきます。

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