英文読解385日目

毎日順番に学習していきましょう。
主に、米国株式関連の英文解釈をしていきます。
今回は、企業説明の英文をfinvizというサイトから取得しています。

The Compute & Networking segment consists of Data Center accelerated computing platforms and end-to-end networking platforms including Quantum for InfiniBand and Spectrum for Ethernet, NVIDIA DRIVE automated-driving platform and automotive development agreements, Jetson robotics and other embedded platforms, NVIDIA AI Enterprise and other software, and DGX Cloud software and services.

今日はこちらの英文解釈です。
語源もやるので、日を分けてやります。
The Compute & Networking segment
「コンピュート&ネットワーキング部門を」
consists of
「構成しているのは」
【<Data Center accelerated computing platforms
「アクセラレーション・コンピューティング・プラットフォーム」
and
「それと」
end-to-end networking platforms
「エンド・ツー・エンドのネットワーキング・プラットフォーム」
including
「以下を含む」
(Quantum for InfiniBand
and
Spectrum for Ethernet,)>
「InfiniBand向けQuantumやEthernet向けSpectrum」
NVIDIA DRIVE automated-driving platform
「自動運転プラットフォーム「NVIDIA DRIVE」」
and
「それと」
automotive development agreements,
「自動車開発契約」
Jetson robotics and other embedded platforms,
「Jetsonロボティクスなどの組み込みプラットフォーム」
NVIDIA AI Enterprise and other software,
「NVIDIA AI Enterpriseなどのソフトウェア」
and
「そして」
DGX Cloud software and services. 】
「DGXクラウド・ソフトウェアとサービス」
「コンピュート&ネットワーキング部門は、データセンター向けアクセラレーション・コンピューティング・プラットフォームと、InfiniBand向けQuantumやEthernet向けSpectrumを含むエンド・ツー・エンドのネットワーキング・プラットフォーム、自動運転プラットフォーム「NVIDIA DRIVE」と自動車開発契約、ロボット工学などの組み込みプラットフォーム、NVIDIA AI Enterpriseなどのソフトウェア、DGXクラウド・ソフトウェアとサービスで構成されている。」
今日はsegmentを見ていきます。

segment「セグメント」

切ることを表す印欧語根sek-が語源です。

今日は、印欧語根sek-の派生語を見ていきます。

派生語を見る前に、これらの単語の基本イメージが切ることを表す印欧語根sek-だという点を抑えておきましょう。
(以前やった印欧語根ですが、加筆修正しています)

「切ること」が基本イメージですので、「解剖」「解体」「切断する」「草刈り鎌」「分割」という単語に派生するのは納得です。
また、「解体」という単語があるなら、「皮をはぐ」という単語に派生したり、「皮」という単語から「やせた」という意味にまで派生するのも納得です。

「バックスキン」という派生語があります。これは、鹿革の表面をこすって起毛させたものを言います。解体作業があるのなら、こういった革製品に関する用語が派生語でもおかしくはないはずですが、「切ること」が基本イメージなので、「なめす」という派生語は含まれていないようです。「なめす」という加工技術はおよそ200万年前から人類が挑んできた技術のようで、目的は、動物の皮はそのままにしていると硬くなったり腐ったりして、変化しやすいため、その「皮」を長持ちする「革」に生まれ変わらせるためにあるので、「保存」というイメージが強いため「切る」というどちらかというと「破壊」というイメージに近いため、「なめす」という派生語は生まれにくかったのだと思います。

「ササフラスノキの根皮」という派生語があります。
ササフラスノキは薬用として早くからヨーロッパに紹介されました。主に根の材、根皮、およびこれらから得られる精油を利用します。精油の主な成分はサフロールです。駆風作用と発汗作用があるといわれ、香料や、興奮、発汗、利尿薬として用いられます。伝統的には気管支炎、高血圧症、リウマチ、痛風、関節炎、皮膚炎、肝臓病などの治療のためにお茶、または浸出液として内用または外用されました。しかしながら精油成分のサフロールは発癌性や肝毒性を示すため、米国やカナダではサフロールを含まない場合のみ食品としての利用が許可されています。

語源の基本イメージ「切ること」ですが、どうやらただ切るだけでなく、切ることで何らかの効果をもたらすものが派生語になっていそうです。

「昆虫」という派生語があります。昆虫は胴体が胸と腹の二つに分かれているため「切られたもの」ということで、派生語としてあるそうです。ちなみに、漢字の方の「昆虫」の語源は、「日(太陽)」と「比(並ぶ)」からなり、日光のもとに群がり集まるということから成るという説と「昆」は象形文字で足を連ねた虫の形をかたどったもので、「虫」を表す漢字を重ねて「昆虫」になったという説があるそうです。

「つまらぬ人」「虫けらのようなやつ」という派生語がありますが、こちらは、「昆虫」という派生語から連想されたものでしょう。漢字の方の語源「群がり集まる」の方がしっくりくる派生語です。

「守銭奴」という派生語があります。「切る」という語源イメージが「切り詰める」ところまで及ぶということがわかります。

「分割」という単語があるなら、「セクター」という分野を分ける単語が生まれるのも納得です。

このように、分けていく作業のことを「分析する」といいますから、「分析する」という派生語があるのもうなずけます。

「分かれる」というようなイメージに連想されたのか、道が分かれているイメージがあるからか、「横切る」「交差点」という単語があります。

「切ること」というのは、分けることということでしょうか。何事も理解するためには、まずは少しずつ分解して地道に続けていかなければならないということをこれらの派生語をみていると感じます。

「分かる」は「分ける」ということなのでしょう。

全体的に何か新しいものを生み出すために必要な第一段階に近い作業のような派生語が多い印欧語根でした。

下準備に近い派生語がこの語源の基本イメージから生まれています。

また、「切ること」というより、「切り分ける」というイメージが多いと思います。

Essex
エセックス《イングランド南東部の北海に臨む州》
Middlesex
【n.】
ミドルセックス《ロンドンを含むイングランド南東の旧州;【略】 Mx, Middx, Middx.》.
Saxon
イングランド人, サクソン人, サクソン族
Sussex
サセックス《イングランド南部の旧州(-1974)》.〔英史〕サセックス王国《アングロサクソン期の南部サクソン族の王国》.〔動〕サセックス種《食肉用の赤牛および鶏の一品種;英国原産;もと Sussex 州で多く飼われていたことから》.
Wessex
イングランド南西部(今の Dorsetshire 地方)にあった古代の Anglo-Saxon の一王国;10世紀のころ最盛.Thomas Hardy の作品の舞台となった地名;現在の Dorset 州》.
buckskin
[名詞]1 [U]バックスキン:柔らかくじょうぶなシカ[羊]皮. 2 黄灰色の馬.

[形容詞]シカ皮色の, 黄色[灰色]がかった, シカ革製の
dissect
解剖する, 切り裂く, 分析する
dissection
解体, 解剖, 切開, 分析
extispicy
[名詞]生贄の内臓を読む占い、予言。ラテン語で「切られたもの」→「生贄の内臓を読む占い師」に由来
hacksaw
[n.]
金属用弓のこ

[v.]
…を金属用弓のこで切る

現代語にすると"haggle + saw"が変化したもの.印欧語根等はhaggle,saw(1)参照
insect
【n.】
1 昆虫(((主に米)) bug(1));((略式))((広義))虫《クモ・ムカデなどを含む;短命の象徴》《◆ミミズ・ヒル・うじ虫・カイチュウ・シャクトリムシなどは worm》.
2 虫けらのようなやつ, つまらぬ人.
3 [形容詞的に] 昆虫(用)の(entomic).

昆虫は胴体が胸と腹の二つに分かれているため、原義は「切られたもの」
intersect
【v.】
1〈道が〉〈野原など〉を横切る, 区切る;〈道・線・平面が〉…と交わる, 交差する.
2〔…と/…で〕交わる〔with/at〕;〔…と〕重なり合う〔with〕;〔幾何〕〔他の図形と〕1つ以上の点を共有する〔with〕.
intersection
【n.】
1((正式))横切ること, 交差(すること)(【略】 int.).
2((主に米・豪))(道路の)交差点(junction).
3〔数学〕交差, 交わり, 共通部分(product)(【記号】∩);交点.
4(興味や政治的立場などの)重複.

印欧語根などはintersectを参照
resect
〈身体の部分・骨・臓器〉を切断する
sassafras
ササフラスノキの根皮
saw(1)
[名詞]のこぎり;のこぎりに似た道具[装置], 《動物》鋸歯きょし状部[器官], 前後の動き[揺れ]

[動詞]
…をのこぎりでひく[切る], (のこぎりでひくようにして)…を切る
saxatile
岩生の, 岩間に生える[生息する]=→saxicolous
saxicolous
岩生の, 岩間に生える[生息する]
saxifrage
ユキノシタ
scythe
[名詞]
1 草刈り鎌, 大草刈り鎌
2 (昔戦車の両輪につけた)戦車がま

[動詞]
…を草刈りがま[大がま]で刈る, (…を)武力で一掃する
secant
[名詞] 《数学》セカント, 割線, 正割

[形容詞] 〈線・面が〉交わる;分割する
sectile
すっと[なめらかに]切れる,細く裂けた[切れた, 切れ目の入った]
section
[名詞]切ること, 分割, 切開, 切り取った部分, 階級, 階層, 区分, 区域, 地区, (書物などの)欄;節;項, 部分品, 断面(図)

[動詞]区切る, 解体する, 断面が出るように切断する;…の断面図を作る
sector
セクター, 活動分野, 産業部門, 部門, 領域
sedge
《植物》スゲ
seecatch
雄のオットセイ.
segment
セグメント, コマ, 区分, 切片, 線分, 断片, 部分, 分節, 弓形, 弧
sickle

skin
[名詞]
皮膚, (動物の)皮, 獣皮, (果物・野菜の)皮, (外)皮, (液体表面の)薄い膜

[動詞]
…の皮をはぐ[むく], 〈おおい・外被を〉はぐ, すりむく, 〈牛などを〉むち打って急がせる, (外皮などで)おおう, 〈金・所持品を〉(人から)巻き上げる

印欧語根には、切る、という意味がある。ここから古スカンジナビア語には、皮膚、という意味に派生した。皮膚の細胞と細胞の間は切り目のようになっているからである。ここから英語には、皮膚、という意味のまま派生した。
skinflint
どけち, 守銭奴
「ケチで強欲なことをする」意の熟語 skin a flint から。フリントflintの塊は非常に堅く、火打石として利用するために削り取るのに極端に時間がかかり、労が多い割にわずかしか報酬がないため。「労多くして功少なし」が原義。
skinny
[形容詞]((略式))
1 骨と皮ばかりの, やせた
2 皮の;皮質の
3 けちな
4〈ひも・綱が〉細い

[名詞]((米俗))情報, 事実, 内情

印欧語根などはskinを参照
subsection
[名詞][U][C]小区分, 細区分

印欧語根等はsection参照
transect
…を横に切る[切り分ける].
vivisection
生体解剖. 印欧語根等はsection参照
zax
スレートハンマー(zax)《屋根をふくスレートを切るハンマー》.



本日はここまでです。
次回もよろしくお願い。

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