英文読解357日目

毎日順番に学習していきましょう。
主に、米国株式関連の英文解釈をしていきます。
今回は、企業説明の英文をfinvizというサイトから取得しています。

The Graphics segment includes GeForce GPUs for gaming and PCs, the GeForce NOW game streaming service and related infrastructure, Quadro and NVIDIA RTX GPUs for enterprise workstation graphics, virtual GPU, or vGPU, software for cloud-based visual and virtual computing, automotive platforms for infotainment systems, and Omniverse Enterprise software for building and operating metaverse and 3D internet applications.

今日はこちらの英文解釈です。
語源もやるので、日を分けてやります。
The Graphics segment includes
「グラフィックス分野には、以下が含まれています。」
GeForce GPUs for gaming and PCs
「ゲームおよびPC向けGeForce GPU」
, the GeForce NOW game streaming service and related infrastructure
「GeForce NOWゲームストリーミングサービスおよび関連インフラ」
, Quadro and NVIDIA RTX GPUs
for enterprise workstation graphics
「企業向けワークステーショングラフィックス向けQuadroおよびNVIDIA RTX GPU」
, virtual GPU, or vGPU
「仮想GPU(vGPU)」
, software for cloud-based visual and virtual computing
「クラウドベースのビジュアルおよび仮想コンピューティング向けソフトウェア」
, automotive platforms for infotainment systems
「インフォテインメントシステム向け車載プラットフォーム」
, and Omniverse Enterprise software for building and operating metaverse and 3D internet applications.
「メタバースおよび3Dインターネットアプリケーションの構築および運用向けOmniverse Enterprise」
今日はvirtualを見ていきます。

virtual「仮想の」

人を表す印欧語根 wī̆-ro-が語源です。

今日は、印欧語根wī̆-ro-の派生語を見ていきます。

派生語を見る前に、これらの単語の基本イメージが人を表す印欧語根 ****wī̆-ro-だという点を抑えておきましょう。

語源イメージが「人」であることから「人」とはどういった存在なのかを定義する派生語が多いです。

「世界観」という派生語があるのは、ある人や集団が世界をどう見ているのか考えることが、「人」とはどういった存在なのかを定義する上で重要だからでしょう。

「ローマ教皇庁」という派生語があります。世界とはどういうものかを象徴する単語だからかもしれません。

「仮想の」という派生語があるのも、とりあえず、世界とはこういうものだと決めることで、人とはどういうものかを定義しやすくしているのかもしれません。

「人」とは何かというものは「人」によって違うものですが、それを表すものが語源イメージなら、その派生語は「人」とはこういうものなのだという固定観念のような派生語が増えてしまうのは仕方ないのかもしれません。
「ひとりよがりな」という派生語があるのもうなずけます。

「人」とはこうあるべきだという風に押し付けるべきではないという考え方が主流の現代においては、少し差別的な意味合いのある派生語もあります。
「人」を表すということ自体、差別的な考え方なのかもしれません。

Arthur
アーサー, アーサー王

「熊(のような)人」が原義
Fergus
[名詞]
1 男の名:ファーガス
2 フェルガス《Ulster の武人の王;Cuchlainn の家庭教師だったが, Conchobar に Ulster の王位を奪われ, 敵側の Conn-aught の陣営に走った》.

古アイルランド語で「何人分もの力を持つ男」の意
Fir Bolg
[名詞](神話)フィル・ボルグ。アイルランドを侵略し移住した人々。彼らはTuatha Dé Danaan(ツアサ・デ・ダナン)により滅ぼされた。おそらくアイルランド語で「袋のような」→「戦いでの武勇で大きくなった(得意になった)」男たちが原義。
Verdun
[名詞] ベルダン:フランス北東部, Meuse川に臨む要塞都市

「人々の要塞」の意のガリア・ラテン語Virodūnumから
Weltanschauung
[通例 the 〜](個人・民族の)世界観.

古高地ドイツ語[Weralt + Anschauung (ana- + scouwōn)] ←ゲルマン語 [「人生または人の寿命」の意の*wer-ald- + 「じっと見る」意のskauwōn]から
Weltschmerz
世界苦, 悲観的世界観, 厭世(えんせい)

古高地ドイツ語Weralt(+ 「苦痛」の意のSchmerz)←「人生または人の寿命」の意のゲルマン語*wer-ald-から
curia
[名詞]
1 [しばしば C〜] ローマ教皇庁;[集合的に](教皇の)補佐役
2〔ローマ史〕(Latin, Sabine, Etruscan の)3部族の行政区;その集会所;元老院
3〔英史〕(中世の)国王裁判所.

「宮廷」の意のラテン語cūria ←おそらく「(人が集まって行う)会議、法廷、宮廷」などの意の*co-vir-iaから
decemvir
〔ローマ史〕10大官の1人《451-450 B.C.の法典制定十人委員会の委員》, (一般に)10名から成る理事会の一員. "vir"はラテン語で"人"のこと
decurion
〔ローマ史〕地方議員, 十人隊の隊長
duumvir
((ラテン語))連帯職にある2人の1人
loup-garou
((仏))狼(おおかみ)人間 《ヨーロッパの伝説で狼に変えられた人, または満月のときに狼に変身できる人》
triumvir
〔ローマ史〕三人執政官の1人.(同じ権力を共有する)3人組の1人.
virago
ガミガミ女, 口やかましい女. 「男のような女、女戦士」という意味のラテン語から。
virile
男性的な, 男盛りの, 雄々しい
virtual
仮想の, 虚像の, 事実上の, 実質的な
virtually
ほとんど, 事実上, 実質的には, 〜と言ってもいいくらいだ
virtue
徳, 美徳, 美点, 善, 長所, 効き目, 効力, 貞節. 「男らしさ、勇気、美徳」という意味のラテン語から。
virtuosa
virtuoso の女性形.
virtuoso
巨匠, 美術品愛好家, 名演奏家, 名人
virtuous
[形容詞]
1 ((形式))徳の高い, 高潔な;〈特に女性が〉貞節な
2 ひとりよがりな, 高潔ぶった

印欧語根などはvirtueを参照
werewolf
オオカミ人間, オオカミ男
wergeld
((古))贖罪(しょくざい)金《アングロサクソンとゲルマンの法体系に継承されてきた殺害者が被害者の遺族に支払う賠償金》. 原義は「人 + 支払い」[wer(man) + geld(payment)]
world
世界, 世界の人々, 〜界, 宇宙

古英語weorold ←「人生または人の寿命」の意のゲルマン語*wer-ald-から
worldly
この世の, 現世の, 世慣れた, 俗物の, 世俗的欲望の強い, 名誉欲の強い



本日はここまでです。
次回もよろしくお願い。

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