DVD 熱闘若作り井上勝正 RISING SUN 製作2006年の思い出。
先日ボクがプロレスラーとして現役時代に大変よく取り上げていただいた
CS放送 サムライTVの番組、
「インディーのお仕事」が終了した。
その一報を知ったのは番組に深く関わっておられる須山 浩継 さんのXだった。
先ずはこの場を借りて
須山さんはじめ
同じく大変お世話になった
キャスターの三田佐代子さん、
親友のカエルのニコライ、
スタッフの皆さん、
ありがとう御座いました!
当時番組ディレクターだった
中村 血圧たかし さん とはすごく仲良くさせていただいて、大日本プロレスを辞めて様々なアルバイトを経験し、現在のファンタジーサウナ&スパ おふろの国
(当時は スーパー銭湯 おふろの国 )に入社して間もない頃ぐらいにはよく秋葉原に一緒に行ってフィギュアやモデルガンを買って、それを眺めながら一杯飲んだりしていた。
楽しかった!
やがてボクが おふろの国の営業時間外清掃や熱波や営業だ何だで寝る間もないほど忙しくなってしまい会う機会も無くなっていってしまうんだけど、
ボクは中村ディレクターとの一番の思い出何と言ってもプロレス時代に大日本プロレスのオフィシャルで2006年に発売されたDVD、
「熱闘若作り 井上勝正 RISING SUN」
製作の思い出だ。
当時からボクと中村ディレクターはフィギュア繋がりで仲良くさせてもらっていて試合会場で会っても
「今度◯◯から◯◯の◯◯が発売されるらしいです」
とか
「◯◯から出た◯◯は良いですよ」とか試合とは関係ない所で盛り上がっていた。
そんな感じでボクのDVDを製作するとなったとき、サムライTVからの映像を大量に使うので
ディレクターも中村さんにお願いします、と言うことで製作スタッフとしては最高の布陣で挑めるのだった。
打ち合わせの時点で楽しくて
「オープニングは居酒屋とか良くないですか?」とか、
「おふろの国でロケしましょうよ」とか
「あの試合の本人による解説コメントはやはり必要ですよ、明日ロケしましょう」
とか、
「近藤さんのコメントは別撮りで絶対必要ですよ」
とか、ひたすら盛り上がっていき、
さらに「山で撮影したらロケーション良くないですか?」と、
ロケハンもせずに神奈川県のとある山に向かい、
撮影が始まったら季節がら蝉の鳴き声がうるさ過ぎてやむなく中止。
後日また別の場所でロケしたり、
結果、製作費を大幅にオーバーして怒られながら映像を作りあげて行った。
ボクの関わり方としては追加のコメント映像を撮っていただいて、
自分の試合をセレクトして、リストを作るまでで良いんだけど
全ての映像の編集にも立ち会わせていただいた、
そこは立ち会いたい。
「後はよろしく」みたいな感じは嫌で、
選んだ全ての映像に(各試合と試合が繋がってタッグのタイトル戦に向かっていく)流れ(ストーリー)がある、と思ってリストしているし、
流れの部分で誰かの「この試合も良いからこれも入れよう」とか、そういった別の意思が加わる事は
「作品として自分が送り出したかった物ではなくなってしまう」と考えたからです。
(タッグパートナーの近藤さんにも立ち会って欲しかったのだがそこはちょっとスケジュール的に難しかった、なのでこれは
プロレスの試合ではなく、映像作品なので
タイトル表記はボクだけの仕様だ)
ボクは中村さんを信頼しているし
中村さんと一緒にその流れを映像化したかったのだ。
試合やロケの映像のディテールに関しては
中村さんがほんとに何千回も同じ映像を見て繊細にカットを繰り返し、
音声も何度も聴いてノイズを取り払って
製品にしていただいた。
今でも感謝です。
そしてイーグルプロレス(当時)の
近藤 博之 選手に敬意を込めて感謝します。
当時ボク達の試合を観戦していただいたお客さん、
対戦したレスラーの皆さん、
大日本プロレスの皆さん、
製作・販売の neoplus の皆さん、
あらためて お礼を言います。
ありがとう御座います。
当作はもう 廃盤ですが
BOOK・OFF等のリサイクルショップでは1000円ぐらいで販売されているのをたまに見るのでボクは見つけたら買ってます。
ちょっと興味のある方はそういったショップへお出掛けして発見したあかつきには
是非お買い上げいただきたい。
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