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さとやまコーヒーは、コーヒー屋ではない

美味しい。
と胸を張って言えるコーヒーを出しています。

僕たちには、完成された抽出・焙煎理論があるわけでも、最先端の機械を使っているわけでもありません。

でも毎回焙煎後に試飲をして「うん、美味しい」と言えるものをお届けしています。そのために「雑味なく、飲みやすいけど、豆の特徴は活かす」ことを心がけています。

おかげさまで、とても嬉しい声を頂いています。

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当たり前に「美味しい」そしてその先へ。

それでも、さとやまコーヒーはコーヒー事業ではなく、地域らしさを愛でる事業です。

地域によって違った「事情」があると思うのです。
気候、歴史、文化、風土などの事情。この事情によって、
"自然との付き合い方", "地域の人が大切にしていること"などが変わってくるんじゃないかと感じるのです。

コーヒーは地域によって味の違いがあって、
その違いには生産背景が影響しています。(土壌・気候・精製方法など)

こうした違いを切り口に「地域らしさ」をもっと楽しめるようになったら、もっと理解しやすくなったら、もっと優しい世界になれる気がするんです。

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火山があった地域だからミネラルが豊富なこと。
でも最近は雨が降らずに味も収量も落ちてしまっていること。
「植民地化されたことがない」と、エチオピアのみんなが誇りに思っていること。そのエチオピアではコーヒー文化が強く根付いていること。
とはいえ現地では誰も品質の高いコーヒーが飲めないこと。

漠然とした仮想敵を作り上げてしまうことはよくある気がします。
でも、それって「知っていることが少ない」というだけなんじゃないかな。なんて思うのです。

だから僕たちは、楽しく前向きに地域らしさを愛でることができるコーヒーづくりを目指しています。

と言いつつも、同時にコーヒーを飲むときはそんなに頭を使わず楽しんでほしいと願っています。笑

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