利子所得と配当所得の違いを解説
前回、所得の計算の流れを
解説しました。
10種類の所得には
それぞれ所得の計算方法があります。
今回はそのうちの1つ
利子所得と配当所得について説明します。
FIREを目指す人にとっては
常識かもしれませんが
そうでない人も、役に立つ情報ですので
ご覧ください。
✅利子所得
利子所得は主に投資などで
稼いだ利子に対して
かかるもので、
課税方法は原則、総合課税
公社債、そして貯金の利子も
含まれます。
貯金の利子ならイメージしやすいですよね?
銀行の貯金は実は投資商品とおなじで
利子が付きます。
ただしその利率は
年率0.001%が良いところでしょう。
ですがこのように、利子がつけられ
ふえていくのです。
その増えた金額こそ利子所得です。
では、配当所得はどうでしょうか?
✅配当所得
配当所得は投資信託や
株式配当金などで得られた
分配金にかかります。
課税方法は
⭐上場株式の場合
(原則)総合課税・申告分離課税・申告不要
の3つに分けられます。
ただし、NISA口座は一定額非課税
⭐非上場株式の場合
総合課税
✅税率は?
それぞれ利子所得も配当所得も
20.315%かかります。
内訳は
所得税は15%・住民税5%・復興支援税0.315%
ただし、配当所得の
上場株式以外は20.42%になります、
✅まとめ
どの所得がどれくらいの税率でかかるのかを
把握することはとても大切です。
また、NISAのように非課税で投資できる
商品もあるので、そういう情報は
自分にとって必要か不必要か、
見極めていく必要があります。
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