ビットコイン最高値更新、ATH(All Time High)を受けて、最近考えていることなどをつらつらと書いてみました。
こんばんは。FUELHASH代表の紺野です。
最近、インターン生がガンガン色んな記事を書いてくれており、すっかり筆無精になっておりましたw
ということで、自分に喝を入れるためにも、最近のビットコインATHや考えている経営・組織のことなどを書いてみたいと思います。
(個人的には、故大沢親分がいた時が張本さんとのバランスが取れてたように思いますね。脱線しましたので、、、戻します。)
ビットコイン最高値更新!
相変わらずビットコさんの価格は非常に絶好調!
米ニューヨーク証券取引所(NYSE)でのビットコイン先物ETH上場を受けて、またもやALL TIME HIGH(ATH)を記録しました。
面白かったのが、ETF上場を果たした後さらにビットコイン価格が上昇した、という点。
株式や為替の世界では、『噂で買って事実で売る』という相場の格言がありますが、今回のビットコインはこの格言通りには動かず、『噂で買って事実でも買う』という結果に。
ETF上場後にはETFに買いが回って、その原資産になるBTCの先物にも買いが集まったからというのが通常の見方ですが、個人的な見解は少し異なります。
クリプト業界ではETF上場はまさに悲願でした。
これまで、ETF上場申請してSECに却下されてを何度繰り返してきたことでしょう。
(古くは2013年にウィンクルボス兄弟が申請していましたね!)
それが今回、BTC先物のETFとはいえ、遂にビットコインETFが上場承認されて、本当に上場したのです!
おそらく、クリプト市場関係者は『どうせまたSECは却下するんだろうな』と高を括っていたと思います。(かくいう僕もその一人。。。。)
それが、『おお、SECがついに承認したぽいぞ!!上場も順調にいくみたいだ。おおおー!上場したぞーー!!!』ということになり、ご祝儀相場が発生した、というのが僕の見解です。
まあ、普通にいくと、SECがついにビットコインを新たなアセットクラスと認識してくれて、今後のクリプトの発展には非常にポジティブなセンチメントが生まれた、ということだと思っています。やはり、この業界の発展・成長には規制が隣り合わせですので、規制当局のスタンスは非常に重要。その点でも、今回のETF上場は業界にとっての悲願であり、まさに大きな転換点になったのだと思います。
他のアルトコインへの影響は?
では、ビットコイン以外のアルトコインにはどの様な影響があったのでしょうか。
当然ながら、いつも通りビットコインがATHすると、ETHをはじめ他のアルトコインもATHします。
ビットコインをATHに近い価格でマネタイズし、その資金が他のアルトに流れるという非常にシンプルな構図です。
過去最高値更新の達成感に加え、前月比+60%まで高騰していたことで足元の過熱感が強まり利益確定売りを誘った。「ビットコインETF」の材料を手がかりにBTCドミナンスが上昇していたこともあり、アルト市場への資金移動も確認されている。
ビットコイン・ドミナンスに関する考察
ここで、ビットコイン・ドミナンスに関して考えてみましょう。
ビットコイン・ドミナンスってなんだっけ、という方のために、まずは用語解説です。
暗号資産では、発行数量と市場価格の積である「時価総額」が算出されています。 ドミナンスとは市場全体に占める、各暗号資産におけるビットコイン時価総額のシェア(占有率)を意味します。
米コインベースも、10月に入って送付した機関投資家向けのニュースレターでビットコイン・ドミナンスについても触れています。
「株式と債券の双方が広範なリスクオフ環境に直面するなかでの暗号資産市場の上昇は印象的。暗号資産市場は株式市場とは切り離されているようだ。ビットコイン・ドミナンスが数カ月ぶりの高水準となっていることからわかるように、ビットコインは明らかにこの強気相場をリードしている」とコインベース(Coinbase)は先週、機関投資家向けのニュースレターに書いている。
現在のビットコイン・ドミナンスは約45%、つまりクリプト市場のほぼ半分をビットコインが占めています。
ただ、2021年初にはドミナンスが70%近かったのを考えると、だいぶ下がりましたね。これには理由があり、ビットコインの上昇よりもアルトコインの上昇率が高かったため、資金がアルトに逃げていった事によるものです。
それでも、9月まではドミナンスは40%を切ることもありました。。
ただ、10月に入って潮目が変わり、ビットコインのターンに入ってきています。
ここで意識されるのが『ドミナンス 50%』だと思います。
直近ビットコイン価格が上昇しているだけでなく、ドミナンスも上昇していることから、ここでドミナンスが50%を超えてくると、さらにビットコインに資金が集中してくる可能性が非常に高い。
これから年末にかけては、『ビットコイン・ドミナンス』に注目していきたいと思います!!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?