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外に出て自然を感じよう!

自然環境リテラシー学 Dチーム 第1回

 こんにちは。かとちゃんです。僕たちは6月26、27日に自然環境リテラシー学の実習を行きました。主にシーカヤック、テントの設営などを体験し学ぶことができました。僕はこの実習を通じて実際に外に出て自然を感じることが本当に大事だなと感じることもできました。

 今現在世の中はコロナ禍であり大学も授業は基本自宅でのオンラインを強いられ、部活以外なかなか外に出ることはなく、画面ばかり見る生活を毎日僕はしていました。しかし、この実習期間中は画面を見ることは少なく、木や海といった自然をずっと見ることができました。目の疲労が回復された感じになりました。また、僕はもともと自然が大好きで海や川を数時間ずっと波の音を聞きながら眺めていられるぐらい自然が好きなので本当に気分転換にもなりました。                                      

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 天気も危ぶまれましたが何とか持ちこたえてくれて若干スケジュールに変更はありましたが無事やり遂げることができました。上の写真のように青空が広がるときもありました。

 さて、ここからはこの実習を通じて感じたことや、学んだことをつづっていこうと思います。

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 シーカヤックに乗る前に私たちはカヤックのコックピットへの乗り方、カヤックの部位、PFD、スプレースカートの装着の仕方、パドルの操作方法の説明がありました。

 カヤックのコックピットに乗るまでの流れを説明しようと思います。まずはスプレースカートをはきます。スプレースカートとは下の写真でズボンの上にはいているスカートみたいなものであり、これをはいてコーミングに引っ掛けることでカヤックのコックピットの中に水が入ってくるのを防ぐことができます。

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 スプレースカートを装着したらPFDを装着します。PFDとは上の写真で上に装着している赤や青いライフジャケットのことです。これをきるときに大事になってくることは締め付け具合を調節することです。肩とお腹のところに締め付け具合を調節できる部分があり、ジャケットを持ち上げられても、あまりずれない程度まで締めることが大事です。ただし、閉めすぎると船酔いの原因となるからどうかご注意を。PFDはカヤックから落ちて海に放り出されたとき沈まないようにしてくれる非常に大事なものです。命にもかかわるのでしっかり装着できているか確認することも大事です。

 これらを装着したらカヤックを運びます。カヤックは非常に重く、さらに足場も岩礁で非常に悪かったため運ぶのはとても大変でした。カヤックを浅瀬まで持ってきたらコックピットに乗り込みます。乗るときは下の写真のようにお尻をまず入れてそのあと足をしまうという順番で乗り込みます。これを水の上でやるのでバランスをとるのも結構大変でした。乗り込むときはパドルは手から離さず、水中に落とさないようにします。

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 しっかり乗り込んだら漕いで岸からある程度離れます。ある程度離れて次の人が出航するのに邪魔にならないぐらいになったところで止まります。そこでスプレースカートをカヤックのコーミングに引っ掛けて準備満タンです!これで一連の流れの説明を終わりにします。

次は漕いでいるときの様子を解説していきます。

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この写真はシーカヤックに乗っている人目線の写真です。陸地に近いところの海は波が静かでカヤックを操作しやすかったけど、沖に近くなるにつれ、波が大きくなり、流されやすくなり、操作が難しくなっていきました。更に2日目は台風の接近の影響もあり、沖の近くは一つ一つの波の間隔が長く大きな波が起きており、うねりが非常に大きかったです。

 1日目の航海はシーカヤックが初めての体験であったということもあり、苦戦することが多かったです。上級生の漕ぐスピードは非常に速く、ついていくことができませんでした。さらに不運なことに帽子の上にサングラスを置いていたことを忘れていて、海上で帽子をとってしまい、サングラスを海に落としてしまいました。非常にショック。。1日目の航海は色々大変なことが多かったと思います。カヤックを漕いでいて、沖に近い海の海水温より陸に近い海の海水温の方が冷たいというのを感じました。この現象の要因は陸に近い海は淡水で、冷たい川の水が合流するからでありました。淡水が混じってるなら海水の味も陸の方が薄いのかなと思って少し舐めてみたら、全然しょっぱく、沖の方と変わりませんでした。でも冷たかったから気持ちよかったです。

 2日目は気合を入れて、何としてでも先頭にいる上級生についていこうと頑張って漕ぎました。何とかついて行くことができました。やっぱ気合を入れれば何とかなるなと再び感じることができた。また、漕ぐとき骨盤を立てて背筋を伸ばした状態でパドルを操作した方が猫背のまま漕いでいるより力強く漕げ、スピードが出やすくなることを見つけました。参考にしてみてください。

 さらくわ近くの海に戻ってきた後みんなは疲れていてカヤックを漕いでなかったけど僕とM君はまだ体力が残っていたので、上級生に早く旋回する方法やカヤックの後ろの舵をおろしてもらって、足で操作をする漕ぎ方を教えてもらいました。確かにパドルだけで方向転換するよりはるかに楽に方向転換できました。楽しかったです。体力は問題ないなと感じれました。

 この2日間ずっと海と山の自然に囲まれ、海のさざ波の音を聞き、朝は鳥の鳴き声で起きる。起きてテントから出ると新鮮な空気がたくさん吸うことができる。すごく癒されるし、爽快な気分になることができました。この実習を通して、仲間との助け合いも大事だと再認識しました。自分だけできればいいやではなく、困っている人がいれば助けに行き、さらに自分からそういうのに気づける、気づかいのできる人間にならなくてはいけないと思います。次回も野球や今回の実習でも学んだ自らが考えて行動する、考動力を発揮し、周りへの気遣いも忘れず実習を遂行できるようにしたいです。

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