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「映画 えんとつ町のプペル」の感想記事を書いたらお金がもらえるって?そらそーやろ、仕事やぞ。

東スポの記事どーなの

昨日、東スポがまたアホみたいな記事を出したのでアホだなと思いつつもそのアホさ加減を説明したいと思います。こんなことしてる僕もアホだなと思いますけど。。。

ニュースサイトはこちら。見ないのもフェアじゃないので見てくれよな。

「えんとつ町のプペルが”またまた”波紋を呼んでいる」そうだが、波のない水面に石を投げておいて「波紋だー!みなさーん!波紋ですよー!!」と叫ぶのは見ていて実に滑稽だなと思う。

東スポが問題視している部分は下記である。

(映画プペルについては)ネットではブログやSNSを通じて連日のように多くの感想がつづられている。しかし、中には〝サクラ〟とも判断されても仕方のないものも存在するようだ。大手クラウドソーシングサービスが「【えんとつ町のプペル】上映中の映画館に関する記事作成!」「『えんとつ町のプペル』の感想を募集しています!」「報酬目当てではなく、『プペルが面白かったから、ぜひみんなにシェアしたい』という気持ちをもった方向けのお仕事です」といった感想記事の作成の業務委託を複数掲載しているのだ。その報酬はというと、ある依頼では「1850文字以上の記事で19円」というなんとも厳しい条件。同サービスではシステム手数料として20%が引かれるというから、〝プペル絶賛〟の記事作成者が受け取れる金額はわずかに15.2円となる計算だ。

なるほどなるほど。要するに「映画プペルの感想記事を書いたらお金を貰える」と。そうですね、もらえますね。仕事として募集されてるんだから、書いたらもらえるでしょ。東スポのライターは無給で働いてんのか?ちゃんとお金貰えよ。

説明するまでもないんだが、そういうフリーライターの仕事は数多あります。というか「クラウドワークス」という大手クラウドソーシングサービスの中で「シネマワーカー」という依頼者が(おそらく自社の映画サイトの)レビュー記事を書く仕事を募集しているだけの話である。アホくさ。

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(どうすんの。全作品叩くのか。叩かないよな、ニュースにならんからな)

で、東スポがバチクソに悪質なところは言うまでもなく「釣りタイトル」です。

報酬わずか19円…キンコン西野「プペル」の感想記事〝バイト募集〟の闇

あたかもキンコン西野氏本人が、感想記事を書かせるバイトをわずかな報酬で募集しているように読ませているわけですよ。いいのこれ。いいんだろうな東スポはこれで。このタイトルを”こうだったら良いな”って思ってるアホがたくさんいるから、これでいいんだろうな。””成功してるのは汚い手を使ったからである”と言い聞かせたいんだろうな、自分の努力不足はぜーんぶ棚にあげて。いいんか、その人生。記者と読者よ。

別に努力しろとか夢を叶えろとか意識高いことは言わないから、本当にあなたって人の足引っ張ってるために生まれて来たんですかね。違うでしょ。

滝沢ガレソ氏お見事

いや、違う違う、こんなこと書きたかっんじゃないんです、もう諦めているのでそんなことはよくって。

この記事の元はどこから来たのかって、おそらくは滝沢ガレソ氏の下記ツイートなわけですよ。

滝沢ガレソ氏のツイートが2月15日午前9:22。東スポの記事が20時56分。滝沢氏がアンチから持ち込まれたネタをツイートして、それを東スポが記事にして、各種ニュースサイトにばらまかれて、タイトルだけ見た残念な人たち(かなしいことにもじがよめずにそだったひとたち)が「搾取ー!搾取ー!」と波紋を広げるわけですよ。いや、実に滑稽ですね。

で、タチが悪いなと思うのは、滝沢ガレソ氏もまぁ生活のためにビジネスアンチやってるでしょうから(そもそも人の不幸をネタにする系のインフルエンサーなので、別にそれ自体は良いんじゃないかと思いますが、正直好きなネタツイートもあるし)実にうまいなぁと。

東スポは一線超えてますけどね、誤読とかってレベルじゃなく、タイトルでほぼ”本人がやってること”と読ませるように書いてる。その点、滝沢ガレソ氏は下記のように”あくまでその存在が確認された”という事実ツイートにすぎないわけです。これは素晴らしい予防線だと思います。お見事。

「1記事(1850字以上)あたり19円でプペルの感想記事を投稿する」という闇が深すぎる仕事、見つかる感想の書き方の指南書まで存在

このツイートに限らず、キンコン西野氏絡みの話題はSNSの文字が読めない人たちには共感を呼びやすいので、アンチ(に見せかけた)ツイートはよくされてるようで。

仲間内(フォロワー)でキャッキャやってたら、東スポがしめしめと拡散させる。いやどーなのこれ。

たしかに問題と取られるような行動があるときもあるよ、キンコン西野氏。どーしようも無く間違えた場合は、めちゃくちゃ謝ってるよ。あんまりないけど。正直「映画プペル」に関してはキッチリとヒットしてしまったもんだから、別のところででっち上げてでも叩けー!波紋じゃー!みたいなノリで記事書いててゲンナリしました。終わり。

追記:滝沢ガレソ氏はおもしろいよ。もちろんタチは悪いけど。

ところでこの記事のサムネイルとかタイトルだけみて、「そらそーやろ、仕事やぞ」って西野氏が言ったみたいに読みませんでしたか。気をつけようね。最後まで読んでくれてありがとうございました。


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