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心書Vol.0019〜諭す〜remonstrate

いつもの、兄弟での言い争いが始まった。

我が家の3兄弟(全員男、11歳、8歳、6歳)においては、次男が最も口が悪い。

その次男がお風呂に一緒に入りながら、兄に食ってかかり、風呂あがりもぶちぶち文句を垂れていた。

次男を呼んで、こう諭した。

「お前の口はなんのためについてる?飯を食って、他の人に噛み付いて、吠えて、わめいて、威嚇して。お前の口は動物レベルだな。父ちゃん、明日からお前のこと動物扱いするけどええか?お前は人のことをけなす言葉をよく使うけど、人間の口なんだから、人と仲良くなる言葉を使わなあかん」

彼の言葉使いは、戦線拡大型。

ああ言えばこう言う、の典型で、過去の話を持ち出したり、相手の揚げ足を取ったりする。

これでは言い争いも収束しない。

動物じゃないんだから、レベルの低い言い争いも、一見レベルの高そうな議論も、問題を「解いて(ほどいて)」、戦線を収束させて、終息に向かわせることが大切。理を解いた先に、理解があるのだ。

噛み付いて、吠えて、わめいて、威嚇しても、問題は解決しない。

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