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温泉ソムリエになりました

2021年4月、温泉ソムリエになりました。

「温泉ソムリエ?どこ目指してるの?」と聞かれましたが、目指す先はいっぱいあってもいいし、寄り道をしたっていいじゃないですか。
私は、ただのお風呂・温泉好きです。しいて言えば、自宅の浴槽を脚がのばせるサイズにすることを目指しています。

私と温泉

20~23歳の4年間、私は妙高高原赤倉温泉スキー場にいて、スキー三昧な日々を過ごしていました。その後も、週末スキーヤーとして赤倉温泉スキー場に行くことがありました。
赤倉温泉で、地元の人から温泉ソムリエの話を聞いたときは、ワインのソムリエのパクリ?何それ?って思った記憶だけあります。

旅行するときは、旅先に温泉があればゆっくり温泉に入っています。
ただ、温泉が何なのかはわかっていませんでした。温かくて何かしらの良い成分が入っている地下水が温泉だと思っていました。建物のつくり・周りの景色・居心地の良さ・キャッチコピーで、「なんとなくいい感じ♪」と思っていただけでした。

好きな温泉・銭湯

温泉ソムリエになる前に好きだなと思った場所をあげてみます。
詳しいことを知らずに温泉・銭湯を使っていたので、あっさり紹介です。

トンボの湯(長野県)
スキー帰りに連れていってもらった施設です。入口から雰囲気がおしゃれ。
冬で寒かったから良かったのかな?と思い、夏にも軽井沢旅行で再訪しました。季節を問わず楽しめます。
温泉が飲めます。

I♥湯(香川県)
アートな銭湯です。象のインパクトがすごい。
帰りの船の時間を気にしながらお風呂に入りました。もう一度ゆっくり観たい場所です。

十勝川温泉(北海道)
植物起源のモール泉です。桜を見る旅行をした際に泊まりました。
美肌を超えて、美人になれるらしいです。

もう少し温泉がわかったらさらに楽しめるようになるかな?という期待を込めて、温泉を学ぶことにしました。

温泉ソムリエ講習

3.5時間程度の座学です。「A4サイズのテキスト」という事前情報はありましたが、想定外の分厚さのテキストです。450ページ!

前半は、温泉の定義を知り、正しく入浴するための知識を得ました。
後半は、温泉分析書の読み方を習いました。
温泉分析書が温泉の入口にあることは知っていましたが、どこをどう読んだらよいかわからなかったので、非常に面白く学べました。

私は、赤倉温泉スキー場にいた時、赤倉温泉とスキー場が続いている新赤倉温泉エリアにも行くことがあったし、池の平温泉に連れて行っていただいたこともあります。燕温泉や関温泉には行ったことはありませんが、会話の中で地名が出てくることがあり、なんとなく場所は知っています。

講義では、本物の温泉分析書を使用します。妙高高原の温泉分析書が使われていました。講義では扱わない「申請者名」欄を見て、「スキー学校で出会ったことのあるあの人は、組合長だったのか!」と楽しんでいました。

講義の中では、テキストをすべて読むことはできません。温泉ソムリエ認定はいただきましたが、これからじっくり読んで、成分を見ながら温泉選びをしていきたいなと思っています。

温泉が楽しくなり、泉質を意識しながら入浴ができるようになる温泉ソムリエ、おすすめです。

今日すぐに温泉にいくことはできませんが、ゆっくりとお茶をいただいてから入浴します。