見出し画像

JaSST'21 HokkaidoでLTしてきた

2021年7月9日(金)に開催されたJaSST'21 HokkaidoでLTをしてきました。

発表時間5分なのに張り切って19枚もスライドつくってしまいました。
今回は自分の記録として、資料作成の流れと当日の話を書いておきます。

資料作成の流れ

1.関連しそうなことを挙げてみる
「JaSST Tohokuのネタを」以外何も決まっていなかったので、私に何ができるのかを考えてみました。

画像8

「はじめてJaSST参加して難しい話に圧倒されている人を応援する」「大好きな地元北海道を盛り上げる」発表にすることにしました。

2.カメラロールを眺める
「北海道がいいところなのを伝えるには、見てもらうのが一番」ということで、自分のカメラロールを見つつ、友人に「自分でとった北海道のいい感じの写真送って」と声をかけました。

訳わからないメッセージに、何も聞かずに協力してくれて、ありがとう。その仲間のノリが大好きです。
謎な角度から撮影されたクラーク博士とか、ビルの地下駐輪場とか、よく集まっていた思い出の場所とか、いろいろ活かしきれなくてごめん。

3.写真にメッセージをのせる
この時点で伝えたいことが定まっていなかったので、「写真でひとこと大喜利」風に写真でいい感じのことを言うゲームを始めてみました。

「キラキラ」「向こう側」「突き進め」「迷子」「羽ばたく」「湧き上がるアイディア」など、使えそうな単語がいろいろ出てきました。

4.JaSST Hokkaidoの開催要項を見る
自分のやりたいことが道を外れているのではないかと思い、開催要項ページを見に行きました。

今回のテーマは
「Testiny ~テスト技術で運命を切り開け~」
です。

運命を切り開いた話をすればいいのか。なるほど。

5.相談する
身近に信頼と実績の塊がいたので、「まだなんの方向性も決まってないんですけど、JaSST HokkaidoでJaSST Tohokuのワークした話をしたいんですよ」と相談をしました。

「他のJaSSTとはどう違ったの?」という問いかけをいただきました。
そうだ。その話しよう。

6.wacateでの学びを思い出す
2020年冬で何をどう伝えるか?を考えるセッションがあったことを思い出しました。
今のままでは伝えたい思いが一方通行です。「どうして伝えたいのか?」「どういう反応をしてほしいのか?」を考えていなかったことに気づき、ゴールを設定しました。

7.いったん休憩
まだ発表資料1ページもつくっていないのに、なぜかこのタイミングで、できそうだと思いました。
ということで、考えていることが間違っていないのか、いったん寝かせることにしました。

8.パワーポイントを開く
07/07(水)になりました。当日の2日前どころか、資料提出の前日です。
でも、イメージはできています。ざーっと作ってこの日は終了。

9.資料完成、一人リハーサルをする
07/08(木)。今日は資料提出日。一人でリハーサルをしてみて、流れがつながらないところを修正して、資料を提出。
はじめの言葉に詰まると引きずりそうなのと、最後もしっかりまとめたいので、最初と最後の言葉を決めました。あとは、話してみて4分45~50秒くらいだったので、OKと判断しました。

本番

「写真送って」のくだりで何かを察知した友人が送ってくれました。
ごめん。そわそわしてて、食べるタイミングなかった。

午前中
スポンサーセッションで、北海道の紹介写真がたくさん使われていて、「奥尻島の写真被った…」とひっそりと凹みました。
1日に2回も登場する奥尻島の鍋釣岩、おすすめです。
奥尻島には、この岩のデザインが使われているワイナリーがあります。アルコールがダメな人には、ノンオイルドレッシングがおすすめです。

午後
自宅横で「いしやーきいもー」と元気な声が聞こえ始めました。
このままだと「”あず featuring イモ"になってしまう…」と一人焦り始めます。
こういう状態の家にいるんですよ。

「隣で石焼き芋売ってるんだけど、あと1時間でLT。声入る。どうしよう。」とメッセージを送ったら、「1時間も経てば別の場所に移動するでしょ。」と回答があり、ちょっと冷静になれたものの、ひたすら「はやく別の場所にうつって…」と祈っていました。
無事、LTが始まるころには、移動してくれました。

いざ発表
最初のページと最後のページの話すことは決めたし、どのページで何分経過していればよいかわかっていたのでばっちりだと思っていました。

Zoomで画面共有しはじめたのに、表示中を示す画面を囲む枠が出てこない!
「間違って、スライドショーじゃない画面や、予稿集開いてる画面共有してないよね?本当に大丈夫なんだよね?」と何度も確認したい気持ちになりました。
ここで動揺したようです。発表はじめにタイマー動かすのを忘れたことに、3スライド目で気づきました。
でも、一人リハでは時間内におさまったし、話すことは決まってるし、たぶん5分で強制終了させられる会じゃないから大丈夫と言い聞かせ、そのまま続行。

発表後

Discordで、写真の場所を書き込んでくださった方がいました。ありがとうございます。
答え合わせです。

6ページ

画像1

モエレ沼公園 海の噴水です。
高校時代、遠くまで歩く、その名の通りの遠足で行ったのが、モエレ沼公園でした。
現地解散だったのですが、どうやって家に帰ったのか、記憶にありません。
なんとか家にたどり着いて、シャワー浴びて仮眠とったあと、札幌駅前に繰り出し「今日、遠足だったから、まじでもう無理」って言ったことは覚えています。
残念ながら学校行事の記憶なんてそんなものです。

10ページ

画像2

豊平館です。
中学の修学旅行で函館に行き、旧函館区公会堂を見て「函館にも豊平館あるんだね」と間抜けな発言をしました。
修学旅行で乗ったスーパー北斗は最高でした。
豊平館の中に入ったことがないので、今度北海道に行ったら扉の向こう側も見てきます。

12ページ

画像3

白い恋人パークです。
道外でしか売っていない石屋製菓のラングドシャを買って北海道の人に渡し、北海道で白い恋人を買って東京の人に渡す、石屋製菓の回し者みたいな活動をしていた時期がありました。

16ページ

画像4

大通公園のホワイトイルミネーションです。
小学生の時、近所に住んでいたお姉さんが「カップルでさっぽろホワイトイルミネーションに行くと別れる」と言っていました。その情報は、しっかりと近所の年下の子たちに引き継ぎました。

17ページ

画像5

天売島から見た焼尻島です。
お隣の二島ですが、全然違う景色が楽しめます。「人が中心ではない島」と伺い、ちょっとだけ私の世界が変わったような気がしなくもないです。

19ページ

画像6

奥尻島の鍋釣岩です。
私の撮影技術では奥尻ブルーのすばらしさがどうにも伝わらないのが残念です。
左の方が水平線高くなっているのは、私の心が曲がっているからです、たぶん。

1ページと18ページ

画像7

祖父母宅付近で撮りました。
場所を特定してしまうと、どこかにいるかもしれない私のファンが押し寄せてしまい、おばあちゃんがうっかり家に通してお茶をだしてしまいそうなので、空知郡のどこかという情報にとどめておきます。

最後に

はじめてのLTでいろいろ戸惑いもありましたが、とても楽しくできました。他のみなさんのLTから学びがたくさんあったので、またどこかにLTしに行こうと思っています。

あたたかい声援をくださったみなさま、本当にありがとうございました。