みずほ銀行の未来のために

システム障害を繰り返すみずほ銀行。

そのたびに再発防止策が出てくるが、基本的に今のシステムが対象のようだ。一方で、このシステムにまつわる悪い噂は枚挙にいとまがない。その、飽くまで印象ではあるが、恐らくその内部は既にボロボロなのだろう。

このシステムを何年使う予定なのだろうか。できるだけ長く、という人情もあるだろうが、ソフトウェア、ハードウェア、人材など、色々な制約があるので、100年は使います!、なんていうのは現実的ではない。そこは釈迦に説法だろう。まさかね。

ともあれ、つまるところ、次のシステムへの切り替えをなるべく早く行う。これを最優先すべきであろう。今回の開発はいい勉強になっただろう。過去には戻れない。過去を活かさないなら損失はさらに大きくなる。

そのシステムは、今回の揺り戻しも念頭に置きつつ、徹底的にシンプルにするべきだろう。業務内容もシンプルにしてしまっても良いのではないか、というのは素人考えなのだろう。が、運用コストを考えると、そのシステムが動くであろう数年数十年と、更にその先を考えると、大きく舵を切るには良いタイミングではなかろうか。

 ※言うだけなら簡単。たとえばデータ移行のことなんて考えたくもない。

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