(2023.08.23)INDIA SUCCESSFULLY LANDS PROBE ON MOON

India has successfully landed an unmanned probe on the surface of the moon. It's the world's first-ever landing near the moon's south pole.
The Indian Space Research Organization says the Chandrayaan-3 spacecraft touched down just after 6 p.m. on Wednesday, India time. The probe is set to examine resources in the area.

(Narendra Modi / Indian Prime Minister)
“This success belongs to all of humanity. I'm confident that all countries in the world, including those from the Global South, are capable of achieving such feats.

An earlier effort in 2019 crashed into the lunar surface because of a software glitch. India is now the fourth country to land on the moon, after the former Soviet Union, the United States, and China.


インドが、月面への無人探査機の着陸を成功させました。月の南極付近への着陸の成功は、世界で初めてです。
インド宇宙研究機関=ISROは、探査機のチャンドラヤーン3号が、インド時間の水曜日(8月23日)午後6時過ぎに、月に着陸したと発表しました。探査機は今後、南極付近の資源を調査する予定です。
着陸成功を受けて、インドのナレンドラ・モディ首相は「この成功は人類全てのものです。グローバル・サウスの国々を含む世界の全ての国々も、こうした偉業を達成することができると確信しています」と演説しました。
インドは前回2019年に探査機を打ち上げましたが、ソフトウエアの不具合で月面に衝突し(着陸に失敗し)ました。月面への(無人探査機の)着陸に成功したのは、旧ソビエト、アメリカ、それに中国に次いで、インドが4か国目です。


インド英語に慣れる

インドは人口が14億人を超え、中国を上回って世界で最も人口が多い国です。人口増加に伴ってインド英語を聞く機会も増え、日本の大学受験でもインド英語がリスニングに出たことが話題になりました。
そこで今回は、インド英語の音声の特徴に注目しましょう。

まず、最も顕著な特徴は巻き舌の/r/です。ニュースに出てくるモディ首相の英語を、be動詞areに注意して聞いてみましょう。are「アー」ではなく、「アール」のように発音しています。
all countries in the world, including those from the Global South, are capable of achieving such feats

are「アー」ではなく、「アール」のように発音していますね。
それからincluding「インクルーディン」やcapable「ケィパブル」も、発音の特徴を再現すると、それぞれ「インクルーディン」「ケパブル」のようにアクセントの位置が異なるので、聞き取りづらいですね。

そして、最も分かりづらかったのはこちらではないでしょうか。I'mの後のconfidentを「コンプダントゥ」あるいは「コンブダントゥ」のように発音しています。
I'm confident that all countries in the world

confidentは、なぜ聞き取りづらいのでしょうか。
インド英語では、/f/の音を/p/、人によっては/b/のように発音するという特徴があります。そして、母音も変わることがあり、‘fi’の部分が/pu/、または/bu/と聞こえます。また、単語の最後の‘-d-e-n-t’の部分を「ドゥントゥ」でなく「ダント」と発音しています。

世界には、いろいろな発音の英語があります。特定の地域の英語を攻略するには、それぞれの発音の特徴をつかんで慣れることが大切です。ぜひ何度もいろいろな国や地域の英語を聞いてみてください。
end/

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