Reunion


おととい6月6日に某試験で出会った旧友3人と飲み会。MTと2007年以来、初めて会ったよ。同じくA氏も。F氏は10年くらい前に何人かで2回ほど会ってるな。

第一印象は皆、老けたなと。当然だよね。MTは10分くらい遅れて到着したけど、名刺交換をしたく無かったのかも(誰もしてないけど)。よく遊んでいた2002年〜2007年頃は積極的に異業種交流だ何だと名刺交換は常だった。まぁ、キャリアもまだ始まったばかりで未来があった頃だから。

コース制で2時間半。7時開始で9時半。いや、体感、もっと滞在してたな。写真のタイムスタンプみたら10:20頃に退店か。

MTは私の左隣に着席。最初の1時間くらいは決して私に顔を向けず、娘の話を振られても頑なに言及するのを避けてたよ。そこまでして私を避けてるにも関わらず、積極的に17年ぶりに飲み会を主催したのは何故なのだ。私とは違って長期間、葛藤があったのでしょうな。まぁ、途中からはチラリと顔を向けるようになったけど。私的には、もはや何も特別な感情も無い。断言できるな。思うことは、彼は「もし彼は私と再婚してたら、どんな人生を歩んでいたか」と考えただろうな。無理だったとは思うが、お互いにもう少し自我が薄く、出会いも早ければ結婚したかも。彼の好みは一貫してるんだろうなとも分かったわ。自立した所謂「キャリアウーマン」が好きで、当時の私は見かけはそうだけど中身は全然そんなこともなく。英語だってレベルが低かった。今の私は、そりゃ年月を経て幸運が重なり、いっぱしの「キャリアウーマン」になってるから、だからこそ今回、彼は私に会ってみたかったのだろう。

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平日午後の新幹線。恵比寿缶ビールを飲み干した。

MTとの邂逅は、その晩は気持ちが興奮して寝付けなかったし、翌日も、会ったんだわと、時折思い出しては反芻してたけど、その翌日には完全に忘却の彼方。あれから6日が経とうとしているが、まぁ私が彼を好きだった理由もわからないではないが、それは彼というより彼の属性だろう。帰国子女だったり、珍しい地域に海外赴任してたり。しかし、もはや何とも思わんな。私の生きる情熱が冷めているのかもしれないが、老いらくの恋って、少なくとも私には無いな。

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