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麻雀青春小説「渚のリーチ!」

憧れる女性像がある。

自立していて、自然体で、優しく、品があって、ユーモアもある。

一番会いたい女性は、女優の石田ゆり子さん。
あんな女性になれたら、といつも思う。

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石田ゆり子さんのインスタ動物アカウント

早速、脱線したけれど、
憧れの女性を、もうお一方。

それが、

プロ雀士・黒沢咲さん

だ。

私が思うに、黒沢さんは麻雀を強くした食いしん坊な石田ゆり子さんのような人である。

麻雀と食べることが好きな私にとって、憧れない理由を挙げる方が難しい。

----------ここから先は有料部分です---------

嘘です。

※恥ずかしくなってしまったので、離脱を煽ってしまいました。

麻雀青春小説「渚のリーチ!」

そんな憧れの先輩が、麻雀青春小説なるものを上梓。

非常に読みやすい黒沢さんの自伝とも言えるストーリーで、読後感は、とても爽やか。
⑦をツモるシーンを筆頭に、読みながらギュッと胸に抱き締めたくなるような、そんな小説である。

内容をよく表している装丁が素敵

私は社会人になって(だいぶ経て…)から麻雀を覚えた。
大学生の頃、サークルの仲間たちが夜な夜な麻雀をしていたことは知っていたけれど、

ギャンブル・徹夜・タバコ・OJISAN


ウム。無理。

というイメージで全く興味がなかったのだ。

そういうわけで麻雀をしない友人が多く、
急に麻雀にハマり出して、プロになった私を「あの子どうしちゃったのかしら」と思っている人も少なくない。

今後は、そんな友人たちにこの本をそっと差し出したい。

・麻雀のルールがだいたい分かる
・麻雀の魅力が伝わる
・プロ雀士の人柄がわかる

きっと読み終えた頃には、私が狂ったように麻雀している理由も少しは理解してもらえるだろう。

ブレない麻雀愛

そして何より、黒沢さんの麻雀に対する感謝と愛情に触れられたこと。

長年プロをしている先輩の中には「もう麻雀はあまり打っていない」「麻雀がまだ楽しいと思えていいね」という方もいる。
それもそうだろう、私の何百倍も麻雀に費やしてきた時間が長くて、本業として麻雀をやっていたら「仕事」という位置付けになってしまうのも分かるような気がする。

でも、黒沢さんのようにずっと麻雀を愛し続けているプロもいる。それは私にとってはとても嬉しく、夢のあることなのだ。

そんな黒沢さんでも、愛する牌に裏切られることもある。2018年の女流プロ日本シリーズ決勝は、私が当事者なら試合中に「ぐにゃぁ…っ」と口に出すか、シンプルに泣くか、してもおかしくないくらい、辛すぎる敗戦だった。
そんな時でもいつも通りの凛とした打ち姿を見て、
当時、麻雀初心者だった私は、目の覚める想いがした。
今思えば、私の憧れはあの日から始まったのだろう。

魚谷さんもカッコ良かったのよね😳

御守りのような小説

プロ4年目の私はまだ麻雀が楽しくて楽しくて仕方がないけれど、時々、好形でリーチをかけてもかけても全然ツモれず、かたや他家は、ドラ単騎だろうかカンチャンだろうがツモりまくる…
みたいな日があって、腐りたくもなる。

そんな時に、この小説のことを思い出せば、
腐らずに、ただ"果敢にリーチをかけ続ける!"ことができるだろう。

そんな、御守りのような小説に出会えて、

私は、ツイているのだ💓

嬉しい😭💓

サイン本、大切にします。
(続編で、いつか渚の鳳凰位載冠編も読みたいなぁ💓)

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