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スマホゲーがeスポーツになる為に(#コンパス)

いつも御覧頂きありがとうございます。

本日はたまに語る真面目なお話、最近活発になってきたモバイルゲームのeスポーツ化。5Gの到来で更に加速するであろうアクションゲームやハイクオリティゲームのアプリ化…

について持論を僕が3年間ユーザーとして眺めてきた#コンパスというゲームを例えに出しながらつらつらと書きなぐります、是非とも最後までご覧下さい。


5Gってなんやねん。

って所の人も何人かいらっしゃると思いますので軽く説明します。ざっっっくりとなので気になる方はググッちゃってください。

5Gになることでスマートフォンを中心に通信速度が従来と比べ格段に上がります。今の通信速度を20のパワーとするなら200くらいになります。

いや4Gの時点で携帯電話の通信速度のクオリティおかしいやろ!って思っていたのに更に今度はそれの10倍とか言われてもうついて行けません。


そこで!

今までは回線の問題でPCゲームからグラフィックや同期のクオリティを何段階も下げたものがスマートフォンのゲームでした。アクションなどが少なくRPGのようなシンプルなゲームの方が多かったのも当たり前の話です。ゲーム機ではありませんから


しかしながら今後はそれが可能になってしまうのです。

そしてこれからスマートフォン自体も高性能ハイクオリティになり更にeスポーツのような競技性の高いゲームが開発され増えていくことも予想されています。

ここまで聞けばスマートフォン片手にeスポーツの会場で戦うことが秒読みであるように聞こえるかもしれません。

しかし残念な事にスマートフォンを使用して競技としてのゲームをすることにはいくつかの大きな障壁があるのです、ここからは問題点です。


ソシャゲは金を稼いでナンボの商売


今現在スマートフォンゲームのセールスで圧倒的に結果を出しているゲームの多くはゲーム性ではなくキャラのイラストやストーリーの魅力、声優さんやイラストレーターへのこだわりが多く、【ガチャ】のシステムに【課金】してもらう事でメインの収入を得ています。

つまりスマートフォンゲームで成功させる為には高度なゲーム性や競技性ではなく如何に人がお金を投じたいと思える魅力を作る事が出来るか?という点が重要視されます。

「そういえば私達がやってるあのゲームや最近出たあのゲームも…」と思った方もいるかもしれません。

しかしそこで「あのゲームは儲けることしか考えていない!!!」と批判することはまるでお門違いです。

高度な技術を必要とするゲームを作ろうとすればするほど制作する時点で大金を注ぎ込んで作りますしそのクオリティを維持するだけでも莫大な費用がかかります。

そこでユーザーの購買意欲を無視しガチャシステムや課金システムを弱くすれば維持が難しくなりゲームを持つことを諦め撤退することを余儀なくされる厳しい世界です。

当然課金する事で強くなりたい、カッコイイ武器が欲しい、長い時間ゲームが出来る!などの特典を得ることで運営する企業に維持費用が追加されます。

そして課金する人、課金しない人で差が出るようなシステムを作りお金も充分溜めた。後は競技化だ!

というタイミングで今度襲いかかってくるのはeスポーツの定義です。

【eスポーツは従来平等であることが前提】


#コンパスをやっている方は察してしまったかもしれません

強くなる為、上手くなる為に課金した人が課金しなかった人と実力以外の部分で差が出てしまった瞬間に競技性は失われeスポーツ化への壁が高くなってしまうのです。

#コンパスで例えると

「コラボ期間に課金しなければ手に入らないようなカードを全て持っている人と持っていない人で差が出てしまう。」


#コンパスで行われる大会のほとんどが 【同一カード禁止】というルールです。

しかし#コンパスは同じ効果ではあるが違う種類のカードをコラボ限定カードとして登場させてしまいます。すると大会になったらそのコラボ限定カードを持っているか否かでチームや個人の編成に差が生まれます。

大会で強くなる為にコラボ限定カードをどうしても当てたい!と課金する人もかなりの数いらっしゃいます。

そしてもう1つ圧倒的に差が生まれているシステムがこちら

【メダル効果で基礎ステータスを上昇させられる】


運営の方々もこの不平等の塊のようなシステムを作ってしまったことを今は後悔しているかもしれません。大量の課金をすることでメダルはたくさん手に入りますが、完璧なメダルを組むのは至難の技であり一切の課金もしたことが無い人ではキャラの基礎ステータスに差が生まれてしまうのです。

そしてそれが故にキャラの強さもメダルがあるないで強さの評価も変わります。

公式の大会はカード被り禁止でメダル効果ありとeスポーツ化する為には余りに不平等なルールになってしまっている訳です。


ここまでは皆さんが普段考えている問題点ですね。ほとんどのスマートフォンゲームでこの問題が発生し、ゲーム存続の為には仕方がない課金のシステムなのにそれが故にeスポーツ化には障壁となるという構図を打開する為にはどうしたら良いのでしょうか。


平等性や競技性を維持したまま課金してもらうシステムを作るべきなのか


課金システムを維持しながら競技性を上げていくべきなのか


まだ正解例が出ていないので私なりの見解を話します。

私個人としては

ゲームを作る段階で競技性=課金システムになるように作らなければいけない。


どちらかに偏ることで必ず壁にぶつかり費用や時間がかかる結果になります。

開発段階でeスポーツ化を目指すゲームで方向性を定めるのなら(仮)で競技ルールを定め、それに準ずる形で課金システムを作り、必ず競技性の邪魔にならないように課金システムを増やしたり伸ばしていくことが鉄則となりそうです。

では今現在存在するゲームの大会を平等化するにはどうすれば良いのでしょうか


#コンパスに例えるとしたら

今現在存在する公式の大会はそのままの高い価値として存続させる。

そしてそれには及ばないが平等性メインの大会で新しいeスポーツとしての#コンパス公式大会を開催する、という方法です。


メダル効果なしは勿論の事、同効果カードの使用禁止、もしくは別端末を用意しての全キャラ全カード使用可能。という大会を投資して作る必要があるとは思います。

しかしこの大会を大々的に行うと大会の為に課金した人のほとんどはいい気分はしません。ですので今までの大会システムは当価値として下げずに残し、今後eスポーツ化の為に別でこの大会をやる必要がありそうです。

何をするにも批判がつきものにはなりますが、強引な舵を切る事で壁を打ち破る事ができるかもしれません。


大好きなゲームが競技として熱狂的になれば僕もまた嬉しい限りですね。


上手い人のカスタムは凄く楽しいからねwぜひみんな機会あれば参加してみるといいですよ。無料で


今回もご拝読ありがとうございました、ご意見ご質問などあればお気軽にメッセージお願いします。ByeBye✨

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