2022年サウジカップ施工競走

施行日:2022年2月26日(土)
施行場:キングアブドゥルアジーズ競馬場(サウジアラビア・リヤド)

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サウジアラビアジョッキークラブが2020年に創設した国際競走。施行日はサウジカップデーと称して、本競走を含め8つの競走(6つは国際競走で1つはアラブ馬限定)が行われる。メインレースサウジカップは総賞金2000万ドル1着賞金1000万ドルを狙って世界各国からダートの猛者が揃う。日本馬の挑戦も多いです。

キングアブトゥルアジーズ競馬場は日本で例えるなら盛岡競馬場の様な形になっておりカーブも比較的大きい作りになっている。馬場は砂主体(87%、樹皮4%、あとは泥や粘土など)。世界でも珍しいウッドチップを配合している事も特徴。「深い砂」でクッション性が強く、時計がかかりパワーが要求されることから米国馬よりスピードのある馬場が得意な日本馬の方が「地の利」はある実際に昨年のコパノキッキングやピンクカメハメハなどの活躍例もあり、あと日本の馬場と違い、砂ボコリは舞わないのも特徴です。

サウジカップ

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総賞金:20,000,000米ドル

1着: 10,000,000米ドル
2着: 3,500,000米ドル
3着: 2,000,000米ドル
4着: 1,500,000米ドル
5着: 1,000,000米ドル
6着: 600,000米ドル
7着: 500,000米ドル
8着 :  400,000米ドル
9着: 300,000米ドル
10着: 200,000米ドル

馬齢:北半球産馬4歳以上および南半球産馬3歳以上

距離:1,800 m(ダート)

負担重量:

・北&南半球産4歳以上:57kg
・南半球産3歳:53.5kg
・牝馬減量:2kg

2021年12月5日のチャンピオンズカップ(G1・中京)優勝馬(テーオーケインズ)、および、2022年1月29日のペガサスワールドカップ(G1・ガルフストリームパーク)優勝馬(ライフイズグッド)は、自動的に出走権を得る。

海外調教馬は、IFHAのパートI国におけるG1またはG2競走で、4着以内の成績を収めていなければならない。あるいは自国におけるレーティングで110以上(牝馬は106以上)を獲得していなければならない。

出走馬のうち、2頭は地元馬となる。

サウジカップデーの目玉レースであり1着賞金約10億円を誇る世界最高賞金レース。昨年はアメリカのミシュリフが勝利しており世界各国のダート一流馬が一堂に集結する。

日本馬からはチャンピオンC勝ち馬テーオーケインズ(牡6)、BCディスタフ勝ち馬でラストランのマルシュロレーヌ(牝6)が出走する

リアドダートスプリント

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総賞金:1,500,000米ドル

1着: 900,000米ドル
2着: 300,000米ドル
3着: 150,000米ドル
4着: 75,000米ドル
5着: 45,000米ドル
6着: 30,000米ドル

馬齢北&南半球産馬3歳以上

距離1,200 m〔ダート〕

負担重量

・北&南半球産4歳以上:59.5kg

・北半球産3歳:52kg

・南半球産3歳:58kg

・牝馬減量:2kg

北半球産3歳馬の出走がない場合は、南半球産3歳の負担重量は55.5kg、北&南半球産4歳以上は57kgとなる。

2021年12月12日のカペラステークス(G3・中山)優勝馬(ダンシングプリンス)は、自動的に出走権を得る。

海外調教馬は、IFHAのパートI国におけるG1、G2、G3またはリステッド競走で、4着以内の成績を収めていなければならない。あるいは自国におけるレーティングで95以上(牝馬は91以上)を獲得していなければならない。

出走馬のうち、2頭は地元馬となる。

G3競走ながら1着賞金は国内G1にも匹敵する金額。ダートスプリント王者決定戦。日本馬からはカペラS勝ち馬ダンシングプリンス(牡6)、コパノキッキング(騸7)、チェーンオブラブ(牝5)が出走する。

サウジダービー

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総賞金:1,500,000米ドル

1着: 900,000米ドル
2着: 300,000米ドル
3着: 150,000米ドル
4着: 75,000米ドル
5着: 45,000米ドル
6着: 30,000米ドル

馬齢北&南半球産馬3歳

距離1,600 m〔ダート〕

負担重量

・北半球産3歳:55kg

・南半球産3歳:59.5kg

・牝馬減量:2kg

(南半球産馬の出走がない場合は、負担重量が57kgに引き上げられる)。

出走馬のうち、2頭は地元馬となる。

2年連続で日本馬が制している。ダート3歳王者決定戦。今年はコンシリエーレ(牡3)、セキフウ(牡3)の2頭が出走する。

1351ターフスプリント

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総賞金:1,500,000米ドル

1着: 900,000米ドル
2着: 300,000米ドル
3着: 150,000米ドル
4着: 75,000米ドル
5着: 45,000米ドル
6着: 30,000米ドル

馬齢:北半球産馬4歳以上および南半球産馬3歳以上

距離:1,351 m〔芝〕

負担重量:

・北&南半球産4歳以上:57kg

・南半球産3歳:54.5kg

・牝馬減量:2kg

2021年12月25日の阪神カップ(G2・阪神)優勝馬(グレナディアガーズは回避)は、自動的に出走権を得る。

海外調教馬は、IFHAのパートI国におけるG1、G2、またはG3競走で、4着以内の成績を収めていなければならない。あるいは自国におけるレーティングで100以上(牝馬は96以上)を獲得していなければならない。

出走馬のうち、2頭は地元馬となる。

スプリント戦ながら1351mと言う微妙な距離。一応芝スプリント王者決定戦。日本馬からはエンドシャイデン(牡7)、ソングライン(牝4)、ラウダシオン(牡5)の3頭が出走。

レッドシーターターフハンデキャップ

総賞金:2,500,000米ドル

1着: 1,500,000米ドル
2着: 500,000米ドル
3着: 250,000米ドル
4着: 125,000米ドル
5着: 75,000米ドル
6着: 50,000米ドル

馬齢:北半球産馬4歳以上および南半球産馬3歳以上

距離:3,000 m〔芝〕

・2022年1月5日予備登録締切時点のレーティングが考慮され、1月12日に負担重量が発表される。

・負担重量発表後の1月12日以降に他の競走で優勝した場合、2kgのペナルティが与えられる。

・負担重量は54kg以上62kg以下とする。

海外調教馬は、IFHAのパートI国におけるG1、G2またはG3競走で、4着以内の成績を収めていなければならない。あるいは自国におけるレーティングで100以上(牝馬は96以上)を獲得していなければならない。

出走馬のうち、2頭は地元馬となる。

世界各国から長距離の猛者が集まるハンデキャップ競走。最大ハンデ差は8キロとなっており

日本馬からはステイフーリッシュ(牡7)の1頭のみが出走する。

ネオムターフカップ

総賞金:1,500,000米ドル

1着: 900,000米ドル
2着: 300,000米ドル
3着: 150,000米ドル
4着: 75,000米ドル
5着: 45,000米ドル
6着: 30,000米ドル

馬齢:北半球産馬4歳以上および南半球産馬3歳以上

距離:2,100 m〔芝〕

負担重量:

・北&南半球産4歳以上:57kg

・南半球産3歳:53kg

・牝馬減量:2kg

※2021年11月19日バーレーンインターナショナル(G1・サキ―)優勝馬(ロードグリッターズ)、2021年12月4日のチャレンジカップ(G3・阪神)優勝馬(ソーヴァリアント)、および2022年1月29日のペガサスワールドカップターフ(G1・ガルフストリームパーク)優勝馬(カーネルリアム)は、自動的に出走権を得る。

※海外調教馬は、IFHAのパートI国におけるG1、G2、またはG3競走で、4着以内の成績を収めていなければならない。あるいは自国におけるレーティングで100以上(牝馬は96以上)を獲得していなければならない。

※出走馬のうち、2頭は地元馬となる。

芝中距離王者決定戦となる競走。優先出走権がG1にありこの競走はG3とはなっているがそれでも1着賞金は1億円を超える。

日本馬からはオーソリティ(牡5)が出走する。

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