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お通夜日記、その後

先週のお通夜日記にあたたかいお言葉を頂いた皆さま、本当にありがとうございます。

(↓お通夜日記はこれです)

病院変えますという表現で嫌な思いをされた方、ごめんなさい。傲慢な言い方をしてしまいました。

その後の日記を書きます。note久しぶりすぎるな。


↓↓以下、"その後"日記です↓↓
(話の繋ぎ下手くそになりすぎていませんか?)


先週のお通夜日記から一転、
今後の息子の喘息(確定でした)治療の方針を本当に親身になって過去の流れも汲んで説明して下さる小児科の先生にめぐり合い、今までより自宅から少し距離はあるものの、大人気で待ち時間若干長めではあるものの、無事かかりつけの病院が決まった。

この世のうまくいかないことすべて自分が悪いと考える性格の私は事前にグーグルで「小児科 変更 迷惑」「小児科 かかりつけ 変えたら」「かかりつけ 変更 迷惑」などのワードで死ぬほど検索しまくり大大大迷惑で怒られる可能性が一部あると理解し、
それでもどうしてもわからないことをわからないと聞ける先生に見てもらいたくて、地元の口コミをこれまた調べに調べて喘息治療に熱心な先生のもとへ。

本当にもはや医療の世界全体に対して申し訳なくて(大げさ)すごく緊張していたので、
先生の第一声、息子に目線を合わせての
「初めまして🍣くん!私は◯◯と言います、よろしくね。」
に心からほっとして、張り詰めてた気がどっと楽に。

私への問診のとっかかりも
「それにしても🍣くんてかっこいいお名前ですねえ!かたゆますし……いやーなんだか歌手みたいだなぁ!」
で、いえいえそんな…と答えつつ内心私ニッッコニコだし、
小児科とは叱られる、緊張する、限られた先生の貴重な時間を一秒も無駄にしないよう、受け答えに何ひとつ失敗してはいけない場所だというこれまでの勝手な印象から一瞬で解放されました。

診察の途中で先生が「🍣くんも何か心配なことはありますか?」と聞いてくれたんだけど(神)、
息子5才が神妙な面持ちで「あの、先生にききたいことあります😠 🍣もう5才なったのに、なんでこのカード4なんですか😠?」て予約受付番号のこと質問してしまい、
でも先生めちゃくちゃウケてくれて、しかも番号の意味も説明してくれて、本当に後光がさして見えた。

呼吸音の確認も風車を使ってもらったので息子は楽しいし張り切るし、私も私でキャッキャ風車するちいさな背中に耳を当てて「お母さん今!ここっ!背中のここですっ!」て喘息危険信号のときの呼吸音を覚えさせてもらい、
「はいっ!聞こえますっ!」とか叫んで(なんだこの空間)という感じ。終始ありがたかった。なんというあたたかい場所。

前にかかっていた(先週のお通夜日記の)先生のこともご存知で、「喘息治療のベテランの方、◯◯先生ははっきりとはおっしゃらなくて"予防"という言葉を使ったかもしれないけど、この記録を見る限り"喘息の子"としてそのつもりで治療されていたと思いますよ」と言ってくれて、
これまでの流れも否定されず、ちょっとここのあたりが私とはアプローチの仕方は違うのですがという感じの説明で、これまでの先生、私の聞き方がド下手クソで本当にすみません治療ありがとうございましたという気持ちになった。
(そうかと言って私はもうビビりすぎて元先生には聞きたいことをうまく聞けないのでかかりつけは変更するのですが、「同じお母さん?笑」と言われたこともいまだに思い出してヒーッとなるのですが。)


「そういえば今日◯◯先生のとこもやってる日ですよね、うちに来てくれたのには何か理由が…」と聞かれた時、
ついに来たこの質問…!「医師との信頼関係を損ねる」「今時のネット頼りの親がやりがち」な、「かかりつけをコロコロ変える」作戦(※ググりすぎです)、本当に本当にすみません!と思ったんだけど、
その時にはもうなんとしてもこの先生にこれからお願いしたい気持ちでいっぱいだったので、

無意識にいちいち「今までは私の聞き方が下手で」「私がうまく治療の内容を理解できなくて」「私がちゃんと説明できてなくて」と前置いてしまった。
でも先生は「大丈夫ですよ、どんなことも相性ってありますから、悪い意味じゃないのちゃんと伝わりますよ、これからは疑問に思ったことなんでも聞いてくださいね」との事で、本当に何重にも何重にも丁寧に救って頂いた一日になった。

先生のおっしゃる通り全ては相性の問題だし、前の先生はとにかく診察が早いからお仕事を調整して中抜けしたりして通院されるおうちにとってはその方が良いだろうし、感染対策もかなりしっかりされていたし、予防接種の予約も取りやすかったし、
ただ喘息の治療は長期戦だから(私も昔小児喘息持ちでした)、あくまでも私たちに合う病院ではなかったということで、これからは分からないことをちゃんと聞ける先生のところに通って治療としっかり向き合って行こうと思ったのでした。

病院を出た時、息子5才が
「あのさ🍣が上手に風車をした時さ、母ちゃんが急に🍣の背中のにおいをかいでさ、🍣はずかしかったんだけど!!!」と爆笑していて私もゲラゲラ笑ってしまった。
いや鼻じゃないんよ、耳なんよ、音を聞いてたんよ。

先週とは全然違う帰り道だった。

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