ビビりの自分が、深夜働けたのは店長の一言があったから。

ヤクザとえらそうなタクシーの運転手、頭のゆるい若者、ガタイのでかいオカマ。比較的小柄な自分にとって恐怖の対象。

学生時代、神戸の繁華街でカラオケ屋バイトをしていました。

神戸の三宮駅前は、深夜になるとそんな人達がわらわらと集まり始める。

平日のカラオケ屋は人の入りもまばらなために、深夜12時を過ぎると少し大きめの看板を持って、宣伝に行かなければならない。

私「カラオケいかがっすかー」
タクシー「にーちゃんうるせいで」
若者「割引券くれっ」

ヤとオカマの方は、特に何も言ってきたりしませんが、存在が怖かった。

宣伝時間は約30分。

あまりに怖いので、30分もせずに一度店に帰りました。

私「店長、この時間むりっす」

店長「そうか。まぁなんかあったら俺がなんとかする、
   お前らを守るのが俺の仕事や

オールバックで、見た目があれな店長からの一言。
真意はわからないけど、私はこの一言に安心した。

■慕われるリーダーとは
・上の立つ人間は、下を安心させなければならない。
・見本となる人間でなければならない。

その後、職場も慕われるリーダーの特徴は変わらなかった。

自分を預けれる人でないと慕われることはない。


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