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シュークリームへの私の誤解

私は子供の頃、ショートケーキが嫌いでした。
当時の生クリームは質も鮮度も悪く、後味が悪かったのです。
スポンジもパサパサで、味気ないものでした。
一方、シュークリームのパフはふにゃふにゃで、カスタードクリームは甘すぎて胸焼けがしたものです。

大人になってから色々なお店のケーキを食べるようになり、今ではすっかり生クリームの虜になりました。
中でも印象的なのが、有楽町線の要町駅付近にあったラベスです。
残念ながら閉店してしまいましたが、ラベスのシュークリームを初めて食べた時の衝撃は忘れられません。
パフはサックリ、生クリームは新鮮でやわらかな香りがするのです。
15年位前からは、コンビニのスイーツもとても美味しいです。
スポンジはふわふわしっとりで、クリームもなかなかのもの。

この様に体験によって、嫌いだったものが好きになる場合があります。
勿論、自分にとって甘すぎる物を食べると、鼻の付け根がムズムズする体質は変わっていませんので、相変わらずケーキバイキングで元は取れません。

大きくて食べ応えあり(^q^)

話は変わって…
人間は他人によい影響を与えるより、悪い影響を与えるほうが簡単です。
少なくとも、自他の”自覚”するところとしては、そうです。
実際には、圧倒的多数の人々が大凡ルールを守ることで、平穏な日常生活が維持されていますが…それを、意識することは少ないでしょう。
その証拠に、多くの人は子供の頃に”もったいないお化け”の話を聞かされ、残すと”怖い”から残さず食べたのではないでしょうか?
「野菜も残さず食べるといい事がある」と説明をするより、怖がらせるほうが簡単なのです。
子供が大きくなれば理解することを見込んで、親はこういった躾をするのですが…一人暮らしを始めて自由を得た私は、人参を食べなくなりました。
幸いなのか、生憎なのか…栄養が片寄り体調を崩して以降、人参をきちんと食べるようになりましたが、”恐怖”による躾は失敗だったわけです。

つまり、恐怖では人間の本音は変わりません。
大人同士の場合、恐怖で他人を突き動かした上、前提となる情報を操作し、あたかも自分の意思で最終決定を下したような仕掛けをします。
手口は巧妙になっても、本質は変わりません。
恐怖で他人を煽り、物騒な手段を”現実的”だとのたまうのは、いわゆる毒親となんら変わらないのです。

再び話は変わりますが…
多くの人に「正解」ではなく「解決策」を考えるようになって欲しいです。
「正解」は社会のルールが変われば裏切りますが、「解決策」は評価基準の多少の変更があったところで、価値がなくなることはありません。
素晴らしい技術を産み出す日本企業の強みも、こういったところにあるように感じます。
日本の消費者は実質的に問題解決がされていないと、商品を認めない性質があると思います。
日本の消費者はとても厳しく、それが日本製品の品質を育てたのです。

同じレベルの酷評を政府に対してもすると良いと思います。
参議院選挙2022のように政権交代が起こり得ない状況での野党は、国民と共に政府を監視し評価する役割が大きいと考えられます。

私の意見を述べさせて頂くと、エネルギー問題が重要となっている状況で、急げば1年以内に実現可能な新技術や、10年以内に実用化目処の経っている新技術について、広く周知しない事に深い疑念を抱いています。
直近と10年20年先の展望を示すのは、厳しい状況下においては精神安定剤であり、企業に設備投資を促すものです。
国際的にも、日本と仲良くしたい国を増やせる可能性があります。

野党もこの点を大々的に問題視しないことに、とても不満を感じますが…
今回の選挙で野党の議席を増やしておけば、後々こういった問題を取り上げて貰えるチャンスを残せると考えております。

日本の消費者は優秀です。
日本の有権者はどうでしょうか?
まずは、投票率100パーセントを目指しましょう!!

【参考】注目!!日本の新技術(筆者のイチオシまとめ記事)


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