kokoさん奈良ツアー用参考資料

天理市周辺
 
石上神宮(いそのかみじんぐう)
神話に登場する剣・布都御魂(ふつのみたま)大神を御祭神にする日本屈指の古社。古代豪族・物部(もののべ)氏の総氏神で、国宝の七支刀をはじめ多数の神宝が伝わっている。
 
 
なら歴史芸術文化村
奈良の歴史や芸術、食と農などの文化に触れられる複合施設。文化財修復工房を見学できるほか、ショップやレストランも併設している。
 
 
黒塚古墳&黒塚古墳展示館
「卑弥呼の鏡」とも言われる三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)が、全国最多の33面も出土した古墳。展示館には石室の実物大模型や鏡のレプリカが展示されている。
 
 
崇神(すじん)天皇陵
実在する最初の大王(おおきみ)と考えられる崇神天皇の墓とされている古墳。240メートルという大きさに圧倒される。
 
 
相撲神社
相撲の開祖とされる野見宿禰(のみのすくね)を祀る。ちなみに野見宿禰は菅原道真公のご先祖様にあたる。
 
 
箸墓(はしはか)古墳
卑弥呼の墓だという学者もいる巨大古墳。「昼は人が造り、夜は神が造った」という伝説が残っている。
 
 
大神(おおみわ)神社
三輪山麓に立つ、日本最古とも言われる古社。御祭神の大物主神(おおものぬし)は、最も畏れられた神の一柱。「三輪鳥居」という独特の鳥居にも注目。

法隆寺・中宮寺
 
法隆寺
厩戸王(うまやどのみこ。以下、聖徳太子と表記)と推古天皇が7世紀はじめに創建した寺。国宝・重要文化財は約190件、点数にして3000点を数え、1993年に日本の寺で初めて世界遺産に登録された。
 
 
金堂(こんどう)
西院伽藍(さいいんがらん)の中心で、世界最古の木造建築。堂内には釈迦三尊像、薬師如来坐像、日本最古の四天王立像(いずれも国宝)などが安置されている。
 
 
五重塔
7世紀後半~8世紀初頭の建築。金堂と並ぶ世界最古の木造建築であり、日本最古の五重塔。
 
 
大宝蔵院百済観音堂
百済観音立像(国宝)を祀る百済観音堂を中心に、左右の宝蔵には玉虫厨子(たまむしのずし)九面(くめん)観音立像、夢違(ゆめたがい)観音立像(いずれも国宝)などが収められている。
 
 
夢殿
東院伽藍(とういんがらん)の中心である八角堂。聖徳太子が住んでいた宮殿跡に、739年に行信僧都(ぎょうしんそうず)という高僧が建てた。堂内には本尊の救世観音(ぐぜかんのん)立像、行信僧都坐像(ともに国宝)がある。
 
 
救世観音立像
聖徳太子の肖像と伝わる夢殿の本尊。長く秘仏だったが、明治時代に岡倉天心とフェノロサによって世に出された。余談だが、作家の梅原猛はこの像をはじめ、法隆寺について非常に興味深い見解を述べている。
 
 
中宮寺
聖徳太子が、母の穴穂部間人(あなほべのはしうど)皇后の御所を寺に改めたのが始まりといわれる尼寺。太子が往生した天寿国の様子を刺繍で描いた天寿国曼荼羅繍帳(てんじゅこくまんだらしゅうちょう。国宝)の複製が展示されている。

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