広島サミットに関する私見。

タイトルの通り、今回の内容は古代史とは直接関係ありません。
 
先日広島でサミットが開催されたことは皆様ご存じでしょう。大手メディアは、まるでサミットが成功したかのように報じ、岸田内閣の支持率が上昇したかのように報じています。
しかし、私に言わせればあんなのは茶番以上に唾棄すべき戦争屋の会合に過ぎません。アメリカをはじめとする核保有国がやる気もない「核廃絶」に関する話し合いをしましたが、言うまでもなく、あいつらが唱える「核廃絶」は「※ただし自分たちが所有するものは除く」ですからね。
あまつさえゼレンスキーを招待し、自衛隊の車輛を100台レベルでウクライナに提供するという話も出ています。サミットに先だってしゃもじ(日露戦争の戦勝祈念に由来)を手土産にウクライナを訪問し、全く関係がないNATO(日本のどこに大西洋があるのやら)の事務局を日本に作ろうとしたアホ岸田だから全く理解していないでしょうが、この一連の流れで日本が「戦争当事国」として攻撃目標にされてもおかしくはないのです。口だけ勇ましい自称愛国者(笑)の連中も理解できていないでしょうが。
各国首脳が原爆資料館を見学したと言っても、その時間はわずか十分ほど。その後の各国首脳の表情を見れば、まともに見学していないのが一目瞭然です。あの施設を一度でも見学したことがある人なら、見学直後に笑顔で写真撮影なんてできません。特にアメリカのバイデンについて言えば、トランプに続いて米軍基地からの「裏口入国」であり、原爆資料館にさえ「核のボタン」を持ち込む始末でした。被爆者のサーロー節子氏らの言葉には政府として反論し、どこまでも平和都市広島を踏み躙りました。まあ、そもそも原爆投下が正しかったと言って憚らない歴史観を持っているあの国が「反省」なんかするわけがないんですが。ちなみにオバマは原爆投下の映像に拍手をし、同じ場にいたプーチンは十字を切りました。どちらがまともな感覚かは言うまでもないでしょう。
 
 
本来ならば、私は趣味の古代史に関する記事だけ発信していたいと思っています。政治的な主張は不要なトラブルに繋がる可能性が高いからです。しかし、趣味の話も平和で安全な世の中があってこそ。次の記事では「日本は想像以上に崖っぷち」という話をしたいと思います。

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