教義講習会

教義講習会は、昭和3年10月28日から11月1日まで開催された「おふでさき講習会」を第1回として、16回までが通番を付されて開催されている。

第2回教義講習会(おさしづ講習会)
昭和3年秋の「おふでさき」についての講習会についで、「おさしづ」についての講習会が開催された。昭和4年7月27日から同31日までの5日間を第1期とし、8月2日から同6日までの5日間を第2期として、それぞれ地方別に1万名に近い教会長が参集して、天理教館と東講堂の2会場で開催された。この講習会には、昭和2年10月26日から刊行された第1巻より第14巻までの、明治20年から明治28年までの「おさしづ」を携行して受講した。

以下、各回の日程と内容を記す。

第3回教義講習会(両年祭について)
昭和5年10月28日より30日まで

第4回教義講習会
昭和8年1月27日より29日まで

第5回教義講習会
昭和10年1月27日より29日まで

第6回教義講習会
第1期 昭和11年10月5日より11日まで
第2期 同年10月13日より20日まで
第3期 同年11月1日より8日まで
第1~3期の受講修了者は、第6回教義講習会の地方短期講習会(同年11月2日より12年2月末まで)の講師を務める。

第7回教義講習会
昭和12年11月18日より27日まで

第8回教義講習会(泥海古記禁止と時事問題について)
第1次 昭和14年1月28日より30日まで
第2次 同年2月7日より2月末まで、各大教会にて開催
第3次 同年3月1日より 各地にて開催

第9回教義講習会(教典の普及について)
昭和15年3月28日より4月1日まで

第10回教義講習会(革新講習会)
第1次 昭和15年11月11日より20日まで
以後、第27次まで開催され昭和17年11月20日に終わる

第11回教義講習会
昭和18年1月26日より29日まで

第12回教義講習会
昭和20年10月29日より31日まで

第13回教義講習会(『天理教教典稿案』について)
昭和23年10月28日より30日まで

第14回教義講習会
昭和27年10月30日より11月1日まで

第15回教義講習会
昭和29年10月30日より11月1日まで

第16回教義講習会(『天理教教祖伝稿案』について)
第1次 昭和31年3月8日より17日まで
第2次 同年4月末より直属教会にて開催
第3次 同年10月23日より25日まで


立教131年教義講習会
第1次 昭和43年1月30日より31日まで
第2次 同年2月1日より直属教会にて開催
その後、同年5月1日より7月20日にかけて地方で開催

立教150年教義講習会
昭和61年

地方講習会、教会長講習会、諭達講習会などが中心に担うようになっていく。
教義講習会は、「おふでさき」「おさしづ」の原典公刊、新教典、教祖伝など二代真柱様によって天理教教義が制定、普及されていく過程で重要な役割を担っていることが分かる。