型月第四魔法”光速の超越”説

初めまして。文章を書いて上げるのは本当に初めてです。
将来的にこの文章を見た時にこの頃型月の展開が何やってたか分かるように書いておくと、FGO本編がオーディールコールが始まった頃です。
LB7で触れられたマリスビリーの計画が宇宙の恥って話のあたりで、どうもFGOの大オチを読み解くにはどうも宇宙関連の知識が必要らしいと思い、型月展の奈須きのこの本棚リストにあった”宇宙の起源”という本を夜中に読んでいた時、突如頭におぼろげに第四魔法”光速の超越”説が浮かんできたんです(進次郎)。なおこの説と本の内容はほとんど関係ないので別に宇宙の起源は読まなくていいです(読み物としては物凄くおもしろかったのでおすすめ)。
はっきり言って先輩新説シリーズ並みにガバガバなので悪しからず。

光速を超える仮想の素粒子”タキオン”とは

というわけで、突然本題に入ります。光速を超える素粒子タキオンってのが存在します(しません)。タキオンとはなんじゃということでwiki冒頭からコピペです。

タキオン(tachyon ([ˈtækiɒn]))またはタキオン粒子(tachyonic particle)とは、常に光速よりも速く移動する仮想的な粒子である[1]。ほとんどの物理学者は、光よりも速い粒子は既知の物理法則と一致しないため存在しないと考えている[2][3]。仮にそのような粒子が存在し、光よりも速い信号を送ることができたとすると、相対性理論によれば因果律に反することになり、親殺しのパラドックスのようなタイプの論理的パラドックスが生じることになる[3]。このような粒子が存在することを示す実験的証拠は見つかっていない。

ま、要するに光より速いもんが存在したら~って想像上のお話に使う素粒子で、現状そんなもん存在しないとされているわけですな。
で、ふとこれが型月の魔法設定によく似ていると閃いた。そんでもって以下にもっともらしくこの第四魔法”光速の超越”説の根拠という名のこじつけを連ねてみる。

根拠1 魔術や科学技術で実現不可

第四魔法というか型月の魔法全体の前提に魔術や科学技術で実現不可能というのがある。型月作品で亜光速や光速に迫るって表現がされたのはいくつか知っているけど、真に光速超えたって描写を見たことが無い希ガス。光速を超えることは十分に魔法足りえるように思う。staynightの純粋な空間転移は~のくだりって実はこれの暗喩じゃなかろうか。
例外的にEXTRA世界では光速出してるらしき設定知ってるけど…どうだろう?

所詮自分は型月素人で見たことない作品や情報多数なので、もし普通に光速を超えてる描写があったら教えてください。

根拠2 時間旅行が可能

魔法といえば度々言及されるホアタでのバゼットの「死者の蘇生には~」の”時間旅行”、”並行世界の運営”、”無の否定”発言。この発言単体で見ると3つがそれぞれ別の魔法が担っているように聞こえるけれど、青子曰く時間旅行は並行世界の運営に含まれるらしいので別に分かれているわけではない、というのが既に大勢の意見のようだ。むしろMBAAでの対ロア「魔法使い相手に初めましてなんて、あの爺さんあたりが聞いたら爆笑するわよ?」って発言から”魔法なら皆すべからく時間旅行可能”くらいに取れる気がする。
そうなるとタキオンもwikiの”相対性理論によれば~”のくだりの通り(光速をこえるものは)時間軸逆行が可能という見方があるようで、十分すぎるくらいこれを満たせるように思う。

根拠3 姿を隠した

第四魔法がほぼほぼ唯一単体で直接の言及を受けると行ってもいいまほよの「初めの一つは~」のくだりの”繋ぐ四つは姿を隠した”。これ、姿を隠したのではなくて、逆に他の人たちが現状光速を超えるもの(タキオン)を観測できないから”見えてないだけ”なんじゃないかと解釈できそうだけどどうだろう…。

文章少ない通り、正直この辺から主張が苦しくなってくる。根拠4に続く。

根拠4 生き物やめてる

これまた青子の発言からの第四魔法の内容だけど、MBReActの対ワラキア戦「あ、やめてよねほかの化け物と一緒にするの。生き物やめちゃってるのは他の四人で、私はれっきとした人間よ。」からどうも他四人の魔法使いは人間やめているらしい。これ青子の主観なんで正直どうなんだろとは思う。ゼルレッチは一応見てくれは人保ってるし。
焚書コンマテⅢことワールドマテリアルによると第四魔法の内容も使い手もわからないのはどうも型月世界内でもそうらしい書き方がされているあたり、根拠3の延長で自身もタキオン化して消えちゃってんじゃなかろうか。

というと、二十七祖のワラキアとかスタンローブカルハインなんかとネタかぶりしてそうでなぁ…。特に後者は第一魔法の残滓説とかあるし…。

根拠5?(じゃなくてむしろ間違いの指摘まである) 成立年数

型月素人の自分がそもそも魔法でよく分からんのが、第三魔法は西暦直前に使ってたやつがいるらしいのになんでナンバリングが第三なのか。それ第零魔法ちゃうんと思うんだけど…。実は真エーテルのあった西暦以前当時は当たり前に出来て魔法じゃなかったとか、魔法のナンバリングは真エーテル消失以降(西暦以降)実現できたものにしか付かないとかそんな感じだと勝手に解釈している。違ったらすまん。
で、そうなると第三魔法を再現出来たユスティーツァが9世紀末、第五魔法が20世紀末(まほよやMBでの青子から逆算すると70年代?)だから、普通に考えたら第四魔法はその間。
タキオンという言葉が生まれた年自体は1967年らしいので正直10年足らずで魔法作るのは難しい気もするが、光速粒子の概念自体は1904年には提唱されていたらしいので70年あれば割と行けんじゃ…無理かな…orz。
一応、光の速度という概念だけならガリレオが17世紀に考えてやってるんでそこまで範囲広げれば余裕だと思う。というか別にタキオンの概念無くても光の速さ超えれば根源到達できんじゃねって考えれば魔法作れるだろ、イケるイケる。

根拠6 三つ目で終わっていれば…

まほよから“三つ目で終わっていれば良かったのに、と誰かが言った。”のくだり。この説に不利な点の根拠5をわざわざ書いてガリレオ引っ張り出した理由でもあるんだけど、”魔術を完全に放逐しかねない存在の『科学』で再現可能(タキオンが今後物理学で発見される)になってしまう可能性”があったからじゃないか、と思う。だから今後生まれる第五魔法も科学寄りだったら危険だ、と思ってこう発言した、とか。
根拠4にも書いた第四魔法が型月世界(魔術界隈)で語られない理由もその辺と合わせれば、第四魔法そのもの以前に第四魔法の根源への(科学寄りの)到達方法があんまり広まってほしくないからなんじゃなかろうか。
まぁ、第五魔法が科学寄りかと言われたらそうではなさそうだけど…

余談、宇宙進出?

FGO二部の何かしら発展の余地がないと剪定事象行きって設定、その回避方法として宇宙進出が割かしまともな解答だって意見をよく見る気がする。宇宙進出の方法として魔法使えればまぁ便利で、実際第三魔法があれば宇宙イケるぜってのはFGOでもチラ見せされてるわけだし。で、こちらの第四魔法”光速の超越”説はぶっちぎりで宇宙進出に最適です。その気になれば宇宙中どこにでもワープできる可能性を秘めているので。剪定事象回避に是非!

誰が使うんだ…

終わりに

第四魔法”光速の超越”説いかがでしたか?(その辺のクソ記事の締め)
考察というか突然の思いついた妄想なので恐らく二度と書かないと思います。さようなら。

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