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極振りドンナルンマ比較結果について

前回のウナイシモン評価について

前々回から身長とGK能力値の関係について調査してきました。その中で以下のようなことがわかってきました。

高身長GK(200cm)はGK3全振りすると特に性能が高くなった。
→アップデートによるDF選手の挙動による影響が出ている
・低身長GK(170cm~180cm台)はGKセンス(反応の速さ)を高めることでGK性能が高まる

前回の調査では190cmGKとしてウナイシモンを評価しました。こちらの結果ですが,動画での結果から一部修正があります。評価結果の中の平均から極端に離れた数値(外れ値)を除外して再評価しました。その結果,GK1全振りウナイシモンが一番高性能という結果になりました。

190cmは低身長GKの傾向と同じ

ここまでの結果から言えることとして,高身長はコラプシングを高めることで弱点を補うことができそうです。但し,ゴール前に密集しがちなディフェンスAIの挙動の影響もあるので一概にディフレクティングよりもコラプシングが大事とは言えないと思っています。また低身長(190cm以下)はGKセンス(反応の速さ)を高めることで能力を発揮できると言えそうです。試合での挙動を見る限り,低身長がいくらディフレクティングを伸ばしたところで手が届くようにはならないように感じました。

こういった結果を踏まえて今回はドンナルンマを検証した結果についてみていきましょう。

評価対象

ドンナルンマに関しては皆さんもご存じでしょうから特にいうことはありません。使用者も多いですよね。初期値でいうとコラプシングが一番高くて近距離のセービングが得意なGKです。

最強とも言われるドンナルンマ

評価方法

いつものようにAI(レジェンド)と10試合行いまして,スタッツから相手シュート本数に対して何本セーブできたかという『セーブ率』と枠内シュートが何本失点になったかという『枠内シュート失点率』の二つを以下の式で計算しました。

セーブ率=セーブ数/相手シュート本数
枠内シュート失点率=失点数/(相手)枠内シュート数

上記二つのパラメータを使ってGK性能ということで以下の式で計算しました。セーブ率が高いほど,また枠内シュートが失点になる数が少ないほどより性能のよいGKと定義されます。

GK性能=セーブ率/枠内シュート失点率

試合ごとのGK性能を算出し,10試合で平均することでGK性能を算出しました。(今回から外れ値判定も結果に反映されています)

※外れ値:問題のデータが平均から標準偏差の値の3倍以上離れている値

検証結果

どの全振りドンナルンマも同じ性能という結果でした。マジかこの結果!
これではっきりしました。ドンナルンマはどれ上げても優秀だということが。どの全振りを見てもビッグセーブ連発で差がないなというのは正直な感想です。Twitterにちょいちょい上げているので興味のある方は見てみてください。もう少し深堀すると,GK1全振りだとGKセンスがMAX92で,GK2全振りだとディフレクティングはMAX96になります。GK3全振りだとコラプシング99になるので,こんな換算は乱暴かもしれませんが,

GK2全振り:1.46×92/96=1.40
GK3全振り:1.43×92/99=1.33


よって性能順は
 GK3(1.33)<GK2(1.40)<GK1(1.43)
になるか?

GK1全振りとGK2全振りが同等レベルの性能と言ってもいいかと思います。

どの全振りもほぼ同性能

検証結果まとめ

今回の結果をまとめます。

  • どの全振りもほぼ同性能
    →能力値の高さを考慮するとGK1全振りとGK2全振りは同等

  • ドンナルンマは優秀

  • 196cmの身長はGK1(GKセンス)とGK2(ディフレクティング)を高めることで性能を発揮してくれる
    →190cm(ウナイシモン)とは異なる傾向がありそう

次回の検証

今回の結果を踏まえて,もう少しドンナルンマを深堀したいと思います。
GK1とGK2が重要そうなのでこれまでのカタゲ理論で育成したドンナルンマと,200cmGK評価でコラプシングで弱点補える説が浮上したので,ディフレクティングはそこそこにGKセンスとコラプシングを高めたカタゲ理論改ドンナルンマを評価したいと思います。

これらの結果からドンナルンマの育成方法を完結させたいと思います。

今回検証したドンナルンマ能力値紹介

おまかせ育成
G1全振り
GK2全振り
GK3全振り


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