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yutori卒業メッセージ 赤坂さん

片石くんとの出会いは2年前の春だった。

恵比寿のカフェに現れたyutoriの社長と役員は、二人とも原宿か下北の古着で全身をキメて、見た目はスタートアップの起業家ではなくて、ストリートスナップの撮影をしにきたみたいだった。

片石くんの第一声「僕らはEXITする気とかないですけど、共感したら出資してください」だった。やばいやつが来たと思った。

話を聞いてる中、「インスタは陽の人にスポットライトが当たっているけど、僕らは陰の人にもスポットライトを当ててあげたい」という言葉があった。起業家自身の生きるスタンスが、サービスのスタンスと共通してるのを見て、すごくいいってなったのを覚えてる。まぁEXITしなくても、面白そうだからいいか、となったのがその時だったし、こういう人がきっとEXITするんだろうなとなった。

1回の面談で彼を好きになった僕は、そこから数人のアパレルの人たちを紹介した。
だいたいIT出身のやつはだいたいアパレルの人に好かれない。
でも片石くんはそんな人たちの心にスッと入っていった。
本当に服が好き、本当にサブカルが好きと伝わったんだろう。そうして色んな縁が生まれていった。
今の僕を構成する「好きなことを突き詰める姿勢」は彼から学んだ。

そんな彼らがZOZOグループに入る。
株主としての関係は終わるけど、片石くんたちとの関係は続いていくとおもう。
数年後にZOZOグループのyutoriとして大きなチャレンジを成功させていることを楽しみにしてます。

「洋服が好き」という気持ちで、好きな人と好きなことをやっています。