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「人は考えたとおりの人間になる」〜2021年に始めること〜

こんにちは、ITコンシェルジュ兼CEOの宇都です。

これまで、15年以上自社の経営をしていた中でさまざまな経験、人との出会い、さまざまな学びをしてきました。

これまで出会った中で素晴らしい人はたくさんいましたが、その中でも一番大きな影響を受けたのは
「人は考えた通りの人間になる」(by ジェームス・アレン)という考え方。
実践を通じて方に10年以上に渡り教えていただきました。

単純に言葉だけを理解しようとすると「そらそうだよね」で終わってしまいます。何も学びになりません。

学びとは真似び(まねび)といわれていて、まねる=実践するということが本来の学びです。

では、「人は考えた通りの人間になる」とはどういうことでしょうか?

有名な例でいうと、故人のスティーブ・ジョブズ(アップル創業者)は、

毎朝、鏡の中の自分に問いかけてきた。「もしも今日が人生最後の日だとしたら、今日やろうとしていることをやりたいと思うだろうか?」と。NOと答える日が何日も続くようであれば、何かを変えなければならないということだ。

ということを言っています。

私が師事した方も同じように、毎朝鏡の前で自ら設定したこういう人物になりたいという内容を説法のように自らに言い聞かせていました。それを毎日繰り返すことで10年後、20年後にはほぼすべて達成されています。

もっと身近に考えていくと、みなさんが将来どんな人物になりたいかを具体的に考えたことがあるでしょうか?それを、聞かれたらすぐに噛まずにすらすら言い切れるでしょうか?

改めて問いかけられると、具体的になりたい自分を説明するのは難しいのではないでしょうか。

まずは、自分がどのような人物になりたいかを考えられるように学ぶ必要があります。

・尊敬する人(本)に師事する

・物事の本質をとらえる考え方を学ぶ

・正しい歴史を知る

・世の中の情勢を正しく理解できる情報を知る

この4つのことを通じて学ぶことで自身がどのような人物になりたいかが見えてくると思います。

▼例えば、私自身が具体的に実践した例をご紹介します。

尊敬する人(本)に師事する

私の場合は、「人は考えた通りの人間になる」を教えていただいた尊敬する方に師事したことと、もう一つが安岡正篤先生の本に出会ったことです。大変難しい本ではありますが、仲間と一緒に本を学ぶことで少しずつ理解ができるようになっていきました。主には日本人の精神についてを説かれた本であると理解しています。そもそも我々日本人というものがどういう民族なのかを理解することで自身の生き方も見えてきます。

物事の本質をとらえる考え方を学ぶ

物事の本質ととらえるためには、世の中の摂理を理解する必要がある。今の時代はインターネットを通じてSNSなど様々な情報が入手できる。だた、本当に必要な情報を見分けることも必要である。では、そもそもどうすれば本質をとらえれるのか?これについては、先人たちが残してくれた「古典」の中にあります。特に四書五経といわれている「論語」「孟子」「中庸」「大学」の四書と、「易経」「詩経」「書経」「春秋」「礼記」の五経のことである。これらの中に物事の本質のとらえ方が書かれている。ぜひお時間あるときに読み込んでみてください。

正しい歴史を知る

正しい歴史を知るためには、学校で学んだだけでは不十分である。特に、明治維新以降の日本がどのように歩んできたのか?なぜ大東亜戦争が起こったのか?その後アメリカの占領で憲法が作られて今までどのような歴史をたどったのか?そういった事実を知ることが「正しい歴史を知る」ということであると考えます。まずは近現代史について本を探してみよう。

世の中の情勢を正しく理解できる情報を知る

世の中の情報を正しく知るために必要なことは、既存のメディア(オールドメディア)の情報だけでは一つの側面の情報しか見えません。では、どうすればよいか?一つは、世の中を良くしようと思ってSNSで貴重な情報を発信されている方たちの情報を得ること。これはフォローするだけで見ることができます。

インターネット番組では、Newspicksなどが有名ですが、テレビでは放送できないような話もインターネットではできるようになりました。Newspicksでは、weeklyOCHIAIやTHE UPDATEなどの番組がタイミングよく質の良い情報を提供されています。そういった形で、SNSやネット番組を活用して違った側面の情報を得ることはとても重要です。

以上4点について、自分なりに理解をし時代の流れをつかむ感覚が得られると、本来自分がなりたい自分がより明確になってくると思います。

私の場合、この4つの実践を通してなりたい自分像が徐々に腹落ちしてくるようになってきました。

▼なりたい自分像

・自らの意志を明確に持ち、周りの意見に左右されない

・感覚だけでなく、論理的に考え計画的に行動する

・バランス感覚の優れた人(人徳のある人)になる

・自社のビジネスを通じて社会に役立つ

・テレワークや社員という概念を変えていく

・都会ではなく地元で仕事ができるようにする

・場所にこだわらないビジネスをする(海外含めて)

・素直になる(成功の3原則)

2020年から2021年にかけてコロナ禍でみなさん変化に対応するのが難しい時代だと思います。

そして、15年以上自社の経営を、人生も中盤に差し掛かってきたところで、これまで経験してきたことを自分より年齢が下の世代に対して何かつなげていくことができないか?と考えるようになってきました。

そこで、2021年に始めることは

1.学びの機会を作り、若い世代含めて仲間を増やすこと

2.世の中のため=日本のために自分の仕事を生かして行動すること

3.世界とつながるために英語力をアップすること

この3つを始めたいと思う。

今回は、宣言までとして機会があればそれぞれについて経過報告もしたいと思う。

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