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満月

2020年最後の満月が12月30日でした。

満月には願い事をするといいらしく、この時の満月はパワーのある満月と聞き私は日記に記したことがいくつかあります。

読み返してみると、年末だったこともあって、主に2021年はどんな風になりたいかを書いていたのですが、その中に

「さをり織りの織り機を買います。紡ぎ車も買います。習うだけでなく、自分でも研究したり、考えたりして手織りを深めていきます。」

と、書いてあるのです。

こういった願いは、「〜したい。」ではなくて、「〜します。」と言い切りの形のほうがいいと聞いて、言い切り型で書きました。

実は、その願いは次の満月(1/29)を待たずに現実のものとなりました(驚)。

まず、年が明けた1/9に、私が通っているさをり教室から電話がありました。
なんと、2021年の3月末で教室が閉鎖されるというのです。そして、閉鎖にあたり教室で使っている織り機を半額で放出するので、どうですか?というのです。

2021年にさをり織りの織り機を買うと満月に誓いましたが、お金を貯めて2021年中に買おうかな…ぐらいに思っていました。
一式揃えるとなると、それなりの値段になるのです。なので、中古とはいえ道具一式が半額で私の家に来るなんて願ってもいなかったことで、譲っていただくことにしました。

電話を切ってから、教室に通えるのはあと3か月しかない‥という悲しみと、織り機が3月末に我が家にやってくる…という驚きで、心はぐるぐるとまわりました。

そして、その4日後の1/13は以前から習いに行っている手織り教室(卓上織り機の教室)へ行きました。

昨年の秋から、そちらの教室では原毛から糸を紡いでその紡いだ糸で織るという事を教えてもらっていました。
その日も原毛を紡いでいました。

糸を紡ぎながら、先生と色々な話をしていて、スイッチが入ってしまったようで、気づいたら先生に紡ぎ車を注文してもらう話をしていました。
さをり織りの織り機を半額で買うことができるので、当初の予算の残り半分のお金で紡ぎ車も買えるじゃない!って思っちゃったんですね。笑

欲しかった道具は、プレゼントされたわけではなく、もちろん自分のお金を払って手にした訳ですが、2021年中には…という予定が、あれよあれよという間に、なんと、1か月もしないうちに現実のものとなったのです。

2021年になって、私の意識も変わったんだと思います。より今を大事にしたいという気持ちが強くなったんだと思います。
お金を貯めるまでの時間がもったいなく感じたというか、その間にやっぱりもっと知りたい、やりたいという気持ちが強くなったのだと思います。
とりあえず、へそくりを使いお金は後からストックする作戦となりました。笑

「習うだけでなく、自分でも研究したり、考えたりして手織りを深めていきます。」と記した部分に関しても通っていた教室がなくなってしまうので、否応なくひとり立ちしてやってみることになりました。
(他の教室に通うということもできますが、とりあえず…)

これは、宇宙の采配?

そして、今日も満月。

新たな満月の誓いをしましょうか…。


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