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百日紅

ベランダで洗濯物を干しながら、庭の樹木を毎日眺めている。
先が見えないっていうのはこういうことなんだなぁとぼんやりと考える日々の中に私はいる。

バッサリと剪定されてゴツゴツした幹だけになっていた百日紅の木に10日ぐらい前から新芽が出てきたのだけれど、毎朝、見るたびにニョキニョキと伸びていて、今朝はちょっとワサワサとしてきていた。
一体、1日に何センチぐらい伸びているんだろう?
昨日見た木の佇まいと今日は明らかに様子が違っていて、びっくりするぐらい伸びている。

こんな風に百日紅って大きくなっている事に初めて気がついた。

言葉の圧力にヘタってしまいがちなんだけど、百日紅からの無言のメッセージにちょっと元気をもらう。

百日紅の花と入道雲を見る頃、一歩前に進めていたらいいな…。



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