モノクロから April.2023

‥もう行くしかない！という状況は大好きなので（笑）この絵に向かうときも、久々に、行くしかない！を心にぐいっと持ちました。

始めは、あーするとこういう色が出るよなぁ‥と、今までのことを総動員したい欲求に駆られたのですが、すぐさまその道からは外れ（笑）あー、この赤い帽子の娘はこれから行く先々、色々起こるかもしれないけど、こうやって、森や花々に守られてるんだなぁ。。。。という世界にどっぷりと浸かりつつ、色をのせていきました。

このところ、まぁ、平坦ではない日々の中、この赤頭巾ちゃんがわたしのようにも思え、おひさまの光も、あの狼も、森や植物の存在も、こんなにも優しく、ここにいるよー、ここにいるよーって、色を放っているようで、わたしが見たいと思っているものがこの絵の中に現れたような、深いところで芯のある安心感を持つことができたような気がしています。

ものすごくひかりに包まれた赤頭巾ちゃん
重苦しかった日々のなかで、私がみたいものが色彩に現れたような。ハウシュカのこのアプローチとプロセスに、確実に、力を頂いている。