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色彩の個性『黄から赤、青へ』byハウシュカシューレ Aug.2023

色に対して感じたことって、ものすごく瞬間的なものだなと、真夏に色と対峙して改めて感じました。

きいろを紙においていくとき

ふぁーっと心にひろがるきいろ

それを言葉にしようとすると、

暑さの中に、空気の中に、拡散してしまう

それでもあれって、何だったのだろう?

と思い巡らせていた時、、、

玄関先の思いもよらないところに、ヘチマの花が大きくひらいていて、それを目にした時に、やっぱりふぁーっと一瞬できいろが流れ込むような感覚‥‥

田園の入り口に位置する我が家。
青々とした田んぼという印象に覆われていたのに、ふとした時の帰り道、稲穂のきいろの印象に変化を感じた瞬間‥‥

突然やってくるドラマティックな色彩との出会い
紫蘇の葉を揉んでいると、ため息の出るような
美しい色水がとめどなくでてくる。
世界は眩しさと色彩とで溢れている

この一瞬流れ込んでくる感じが、夏は言葉としてとても捉えにくいもんだなと、感じました。

赤への抵抗も然り。

ちょっと距離を置きたい。

けど、触れるともう、抵抗なんてなかったかのように、入り込んでしまうよう‥

色々頭をよぎるけど、暑さの中で通り過ぎていく問いたち。
それでも、自然の中と、色彩の個性とを行ったり来たりしながら、言葉にならないものに出会う驚きと面白さ。
久々の雨降りの今日、足を止めての振り返り。
変化していく季節の中で受け取るのが、楽しみでなりません。

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