今日虹を描けて よかったApril.2024
植物のぬらし絵を描こうと準備していたとき、ふと目に留まった虹という文字‥
そうだ、虹にしよう
光と闇を秩序の中で混ぜ合わせる
力強い色たちとのひととき
すると生まれる、深い安堵
深いところからやってくる希望
終えて変化していくぬらし絵を
ボーっと眺めれば眺めるほどに
静けさと一緒に、心が澄みわたる
光は心を掴んで止まない
宇宙から創造されたままの、自分自身を
受け入れることを助けてくれる
今日、虹が描けてよかったと、心底思った。
清濁渦巻くように併せ持つ
虹のぬらし絵
昔、シュタイナーの『虹は人間である』という一文を目にしたことがある。
色を学ぶ中で、虹を描くことで、人の心を調和へと導く働きがあることも体感した。
そして、天使が人間の目の虹彩に受肉したことと、わたしは生きながらにして、何を見たいのかという、問とが、結びついた。
そして、とある早春の日。
肌寒い雨上がりに架かる虹を見て、パズルのピースがトントントンと、埋まるのを感じた。
衝撃と共に心に焼き付けた虹
ちょうどザルに天日干ししていた鬱金
眩しさに目が眩むくらいに、
鬱金のもつ物質的な黄色
その内に放射するエーテルの黄色
ふたつが放射しているのだ。
土から掘り出し、天日干し
目が眩むような濃縮した黄色に驚く
そうこうしていると、
虹が台所で遊んでいる。
こうして暮らしと結びつく芸術を、
地球に生まれた者同士、
分かち合いたいな。
虹色シャワータイム
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