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電脳仕入れを安定させるための考え方

店舗では仕入れができるけど
ネットだと全然仕入れができない。

という方は多いです。

店舗では運良く安く置いてあって
ラッキーパンチで仕入れができることもあるでしょう。

例えば、こんな商品です。

SONYのDSC-HX90Vというカメラですが
14,300円で売られていました。

この商品はAmazonだと、40,000円以上で売れているのがわかります。

しかし、これをネットで仕入れができるのか?
というとジャンクでもなければ
ほぼ無理だと思います。
(理由については後述します)

こんな感じで
ネットでは仕入れができないようなものでも
店舗だと運の要素で
仕入れができる場合があるのです。

私は仕入れは9割以上をネットで仕入れています。
上記の例のように、たまに買い物がてら
店舗で仕入れることもありますが
電脳仕入れがメインです。

それでも、粗利で100万以上はコンスタントに
上げることができています。

この記事では、せどり歴5年以上で
専業でやっている私が
電脳仕入れを安定させるための考え方として5つを
まとめてみますので参考にしてもらえると嬉しいです。


電脳仕入れの基本

店舗とは比べ物にならないくらい
ネットの場合、出品数が多いです。
なのでチャンスはあるのですが
その分狙っているライバルも多いです。

ライバルとは同業者のせどらーはもちろん
普通の購入者もライバルになります。

そんな中で仕入れを安定させる方法は
大勢の人と視点をずらすことです。

視点をずらすとはどういうことかというと
大勢の人とは正反対の考えで見ていくということです。
具体的には以下のような考えです。

  1. 人気商品ではなく、ニッチ商品を狙う

  2. 美品ではなく、汚いものを狙う

  3. 付属品完備のものではなく、欠品しているものを狙う

  4. 完動品ではなく、不具合品を狙う

  5. 高評価の出品者ではなく、評価の悪い出品者を狙う

大勢の人は基本的に
安心できる出品者から
いいものを、安く買いたい。

こう思っているのです。

であれば、自分もそのなかに混ざって
同じような商品をリサーチしていても
仕入れを安定させることはほぼ不可能です。

なので、上記の5点のような考えをもって
大勢の人と視点をずらして行く必要があるのです。

つまり、
ニッチ商品で、不安な出品者から、状態が悪く、高いもの
こういったものを狙っていけば
安定していきます。

電脳で仕入れができない、安定しない
という方は視点のずらしができていないからです。

他のせどらーや一般消費者と混ざって
リサーチしていても、そりゃ早いもの勝ちの勝負になって
消耗するのは当たり前です。

上記の5項目について
簡単ではありますが説明したいと思います。

ニッチ商品を狙う

冒頭で紹介した
SONYのDSC-HX90Vというカメラが
なぜ、電脳で仕入れることが不可能かと言えば
人気商品でみんなに認知されているからです。

これだけ波形が動いている商品というのは
基本的に電脳で仕入れることはできません。

電脳で狙う波形の商品はこんな感じです。

DSC-HX90Vの波形と比べて見てください。

汚いものを狙う

誰でも美品を買いたいに決まっています。

DSC-HX90Vを例にヤフオクで相場を確認してみます。

以下はDSC-HX90Vをヤフオクで検索したものですが
除外キーワードにジャンク品や美品を入れて
除外しています。

この相場が平均で31,054円です。

それではDSC-HX90Vで
タイトルに美品と入れている場合の相場を確認してみます。

そうすると、DSC-HX90V 美品で検索した
平均落札相場は、37,957円になります。

美品とタイトルに入れない平均落札価格 31,054円
美品とタイトルに入れる平均落札価格  37,957円

6,900円ほど美品とタイトルに
書くだけで高くなっているのがわかります。
これだけ美品を狙う人は多いということです。

欠品しているものを狙う

美品と同じで
箱や付属品が完備のものを誰でも買いたいです。

そこに混ざっていても
安く変えることは基本的にありません。

箱付きで付属品が揃っているのは
39,000円まで入札が入っています。

しかし、本体とバッテリーだけのものは
1円スタートでも29,000円ほどまでしか
入札が入りません。

特に家電やカメラは主要は付属品の欠品があるものは
仕入れがしやすいです。
カメラなら、バッテリーや充電器です。

不具合品を狙う

当たり前ですが不具合があるものは
とにかくみんなから敬遠されます。

しかし、主要な機能に問題がなければ
販売してもクレームにならないことも多いのです。

もちろん、説明文には書く必要はありますが
不具合品なりの価格に落とせば問題なく
売れていきます。

どこまでの不具合なら許容できるのか?
この程度の不具合なら、どこまで価格を落とせば
売れていくのか?

といったことは経験を積んでいくしかありません。

しかし、これができるようになると
大勢の人が敬遠するものでも
仕入れができるようになるので
安定します。

評価の悪い出品者を狙う

評価の悪い出品者からも安く買える可能性は高いです。
特にヤフオクは運営側でなにも保証されないため
出品者の評価を気にする人は多いです。

以下の例では同じようなコンディションで
同じ型番のSONYのコンデジで確認してみます。

評価が1700件以上あって、98.2%です。
ヤフオクは普通にやっていれば99%になるはずですが
これはなにかいい加減なことをやっているか
騙すようなことをやっている可能性がある出品者です。

評価が悪いので、2,180円までしか入札が入っていません。

一方で以下の例では、評価数が555件で99.8%の出品者です。

同じ型番で、付属品もバッテリーしかない
同じ動作品でしたが、9,101円まで入札が入っています。

タイミングなどもあると思うので
一概に評価だけの影響では無いと思いますが
同じ商品なのに、これだけの差がつくのです。

まとめ

電脳仕入れを安定させるコツは
大勢の人と視点をずらすことです。

そのポイントを5つ紹介しました。

こんな商品を狙っていれば当然リスクは高くなりますが

安心できる出品者から
状態のいいものを、安く買おうなんて
考えているから、逆に稼げないんです。

今回紹介した5つは確かにリスクはあるので
最初は検証で仕入れて見るのをおすすめします。

視点をずらしてリサーチすることができれば
電脳仕入れでも安定して稼ぐことができるようになります。
参考にしてくださいね。

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