#6 - 日曜日のわたしの昼間

〈日曜日の昼間のゆとり時間…からの〉
夫は買出しついでに行きつけのカフェに。
朝10時には送り出し17時頃まで帰宅しない。
最高です。

ゆっくりと独りで、落ち着いた時間が過ごせました。

夫も気持ち良く出かけてくれたし、私もゆっくり平和な時間が過ごせたし。
たまに何度かメールをしてくる夫に、面倒くさくなるけど…
とにかく穏やかに過ごせてありがたい。

間も無く夫が帰宅する。
テンションの高い声で「もうすぐ帰りますー」と電話があった。

この人は、自分が楽しいと相手も楽しい気分なんだと勝手に思っている…
本当に頓珍漢だ。

静かな日曜日の夜でありますように。

あ、今、ガチャっと音がした。
鍵を開ける音だわ。

ああ、夫よごめん…
ドキっとするし、なんかテンション下がってしまうわ。

小学生の様に爛漫な中年のおじさん。
裸でウロウロするおじさん。
声低くて声量なくて何言っているかわからないおじさん。

ああまたやらかした…
銭湯に電話している。
忘れ物したってよ。
まあまあデカいもの。

片桐ちいこ

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