見出し画像

「Python」×「株価データ」 番外編

「Python」×「株価データ」で学ぶデータ分析のいろは
https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/series/24525/
番外編として実際に私が行なっている投資を紹介します。
前提となる株価データの分析手法や用語は上記記事で確認してください。

毎年確実に上がる株価指数

実際に投資を行うなら、安定して上昇を続けるものに投資すべきです。
個別株だと何かのきっかけで急に下がってしまうこともありますので(直近の例)、特定の銘柄をまとめた株価指数に投資する方が安全です。
株価指数は個別株と違って、一定の金額での縛りはなく好きな金額で投資できるというメリットもあります。

株価指数の中で最もパフォーマンスがいいのは、米国NASDAQ市場の代表的な企業の株式で構成されるNASDAQ 100です。
S&P 500と比較してもそのパフォーマンスの高さはよくわかります。

画像1

出典  CME Group

投資商品

購入する投資商品は、NASDAQ 100に準じたものにするのがよいです。
私が購入しているのは大和アセットマネジメントが販売している
iFree レバレッジ NASDAQ 100 です。
名前の通りレバレッジをかけてNASDAQ 100 の2倍の値動きをします。
NASDAQ 100が上がれば2倍上がり、下がれば2倍下がる、という商品です。
詳細はこちらで確認してください。
https://www.daiwa-am.co.jp/funds/detail/3377/detail_top.html

売買のタイミング

実際にNASDAQ 100のチャートを見ながら判断します。
記事と同様の方法で直近10ヶ月のチャートを描画します。RSIとMACDに加えてRCIとストキャスティクスも表示しています。RSIとRCIは似たようなオシレーターですが、RCIの方がグラフが滑らかなのでこちらを見ることが多いです。

画像2

直近10ヶ月だけでも結構上がっているのがわかります。N字の軌跡を繰り返しながら上がっていることがわかります。
このN字のターンを繰り替えることを意識して直近4ヶ月で売買のタイミングを考えてみます。

画像3

青枠が買い、赤枠が売りです。目印はMACDのゴールデンクロスとデッドクロスです。
MACDがゴールデンクロスした時点で、RSI、RCI、ストキャスティクスも上昇傾向にあれば買い、と判断できます。
同時にRCIの長期線も-100付近から上昇に転じていれば、より長く上昇が続きます。
反対にMACDがデッドクロスした時が売りです。この時は、各オシレーターに加えてローソク足に陰線が続き、移動平均線も下がり出しているので早めに判断できます。
売買は一度に全部行うのではなく、何回かに分けて行ってください。

試算

4ヶ月の間に前半で5%、後半で15%程度の上昇がありました。
上から下全部取るのは難しいのでその3/4を取れたと仮定します。
レバレッジ2倍なので取れた%の2倍で投信金額が増えます。
チャート部分で試算してみます。

前半 5%  x  3/4  x  2  =  7.5%
後半    15%  x  3/4  x  2  =  22.5%

投資金額が100万円だとすると
 前半 100  x  1.075  =  107.5
 後半 107.5  x 1.225  =  131.7       
という具合に4ヶ月で 31万7千円増えると予想できます。
*税金は考慮していません。

こういう投資商品をうまく使うと個人でもヘッジファンド並みの利益を出すことが可能だと考えています。
高リターンの金融商品は他にもあるのでご自分に合った投資を実践してみてください。

ちなみにNASDAQ 100のチャートはわざわざ自分で作らなくても証券会社のアプリで見れるもので十分です。楽天証券アプリの例はこうです。

画像4


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?