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ながい道のりの途中。

生きてる意味なんてわからない。

どうして生きてるのかなんてわからない。自分はそんなたいした人間でもないし。                借金がある生活をしてたなら借金しなくていい生活になったらとてもいいことだしそれだけで意味のある人生だ。なんとか自力で生きてきたのなら頑張った人生だ。そういう人が自分の生きてきた道をたどって振り返ってみると、頑張ったな自分。と思える人生だ。      今、生きているということはいろいろな難関を突破してきたということだ。病気や怪我や、人に騙されたり金を取られたり告げ口されたり仲間はずれになったりいろんな嫌なことがあっても今、生きているのなら、大したもんだな、自分。よく頑張れたよ、と思うのだ。                  人を故意に傷つけたり、精神的に追い込んだり、人を騙して金をとったり人の物を盗んだりしていない、怒鳴って暴力を振るったりしていない、それはなかなか出来ないことで、犯罪と呼ばれることをしてないなら、それだけでも生きる意味はある。              暴力を振るわない、人を蔑んで笑ったりしない、人のものを騙し取ったりしない、いつもいつも怒鳴ったりしない、そういう人達がたくさんいる世界を想像してみてほしい。なんて平和な世界なんだろう。そういう世界なら、人は自ずと、優しくなれるんじゃないか。                  誰よりも自分の味方は自分でなくてはならない。                  人生で同じようなことは繰り返し起きる。過去を振り返った時、あの時は間違いだった、やり方を間違えたと思うなら、同じようなことが起きた時は同じ過ちをしないようにしなければならない。それが生きているということだ。生きて過去に起きたことの修正をしなければならない。とても時間のかかることだけれど。                長い長い道のりになるだろうけれど。ひとつひとつ積み重ねたら、何十年も経った後、振り返ったときには、自分の人生なんにもない。空っぽだ、なんて、思わないはずだ。

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