みんなで作るボイスドラマ「みんボ」プロジェクト 応募要項
2021年も約8%が終わろうとしております。さすがに早すぎる。
こんにちは。このまえストーブの給油中にポンプが破損して灯油まみれになりました。片二重です。
今回、当ページを閲覧中のみなさまにご提案したいのは、HEARという音声投稿サービスを媒体に利用して、「誰でも」「簡単に」参加することができる、新しい試みについてです。
その名も「みんなで作るボイスドラマ企画」、略してみんボ。次の項目からその内容についてご説明いたしますので、興味の沸いた方はぜひご覧ください。
あ、ヒアヒア。
みんボとはなんぞや?
コンセプトは「大喜利を切り貼りしたボイスドラマ」です。
詳しい順序は以下の通り。↓
①主催側(片二重)が、「お題」を発表(詳しくは本稿の後半にて)
②参加側(HEARアカウントをお持ちの皆様)は「そのアンサーとなるボイスサンプル」を、「#みんボ」のタグをつけて募集期間内にHEARにて投稿。(詳しくは本稿の後半にて)
③募集期間が終了後、HEAR内に投稿された音声をこちらで収集し、単発ボイスドラマを制作。また、いただいたボイスサンプルを紹介するラジオも現在企画中。
④みんなハッピー!
設定? 台本? それはあんたが作って演じるんだよ!!
元来、ボイスドラマの制作現場には「企画」に始まり「設定」「世界観」「台本」「構成」「キャスティング」「キャラクター」「日程管理」に始まる沢山のタスクが存在し、演じる人はその枠組みの中で求められたキャラクターを演じます。いうなれば、レシピと材料があるので、その通りに調理する状態。これが本来の集団的創作活動のあるべき姿だと思います。
だが、この企画は一味違う!レシピにかけてはいない!
キャラクターを考えるのは「投稿するあなた」であり、そのキャラクターを演じるのは「投稿するあなた」。
そして、「投稿されたもので作品を作る」のは「こちら」
持ち合わせた「材料」と「調理器具」を確認してからレシピを作るのです。順序が逆!!
「あなたが演じたキャラクターの意図」を、いかに「こちら」へ望みどおりに伝えるか。それはセリフ選びに始まり、語調、演技力、間、etc…。
つまるところ、演技の中でならなんでもアリ!アクターの皆様の手腕の見せどころ!!
みんなの投稿が世界観になる!!
詳しいルール
①募集期間は令和3年2月1日(月)~2月14日(日)
※だいたいの基準なので多少のフライングや遅れはOKです。
片二重の都合や熱量にもよりますが、三月上旬ころには完成を目指す所存です。
②皆様の投稿は必ず採用します。音声の投稿はおひとり様あたり何個でもOK!複数のキャラクターを演じることもOK!
ただし、ボイスドラマにて採用する原則は「1人1キャラ1セリフ」であり、複数キャラクターを演じた場合、投稿された中から誰を採用するかはこちらで選考します(状況によって例外あり)。
されど落ち込むことなかれ。採用されなかったボイスも、作品制作後に投稿予定の「振り返りラジオ」で紹介を予定しております(それでも全部はご紹介することはできないかもしれません。ご了承ください)
③ボイスサンプルの投稿にあたって、「そのキャラクターの設定や名前」を明記することは禁止します。
これは後述するシステムを考えてのことで、あくまで投稿側の皆様からは「ボイス」と「セリフ」のみを頂戴します。文章としての設定はこちらでは活かすにハードルを感じるので、申し訳ございませんが概要欄やタグ等にそういったものを書くことは原則禁止とさせていただきます。どうしても補完したい場合は明記されても構いませんが、おそらくはこちら側ではその設定文を加味した編集はできないと思いますのでご了承ください。
むしろ概要欄のコメントがおもしろければラジオで紹介するかもしれません。
明記することは禁止ですが、セリフの中に盛り込むのは可です。むしろそういうのたくさんください。
④何かしらの権利を侵害したり、過度に暴力的や性的な表現は禁止します。
難しいラインですが設定に深みを出すための否定的な表現は原則可とします。「これだから人間は~」や「スーツを着たやつは信用しないようにしている」みたいな。
個人の酌量に任せてしまう形になりますが、掛け合い相手を必要以上に不快に思わせない程度を基準にしてください。
とはいえ、みなさまの発想の枠組みを狭めたくはないので、「これどうなんだろ?」くらいのものは迷わずどんどん投稿してください。最終的な判断はこちらで行います。
⑤応募について
1キャラクターにつき1投稿とします。複数人演じてみたい人はそれに合わせて別途投稿作品をご用意ください。
1本の投稿の中で収録していいボイスの数には上限はありません。ただし、ボイスとボイスの間は3秒以上は開けてください。
音声は可能な限り大きな声での収録をよろしくお願いします。あまり小さいと音割れやリップ音が目立つ原因となります。
企画の肝「セリフマッチングシステム」
そして、今回の企画で最も楽しんでいただきたいのが「どんなセリフを演じるか」という部分。
ここまでの内容で「作品に1つしか採用されないなら、あんまりたくさんのボイスを送ってもしょうがなくね?」とお考えの方もみえるかもしれません。ちょっと待った! いや、上から出てすいませんでしたちょっと待ってくださいおねがいします!!
今回試したい「セリフマッチングシステム」とは、投稿されたボイスの中で文脈が通るセリフの組み合わせがあれば、それを積極的にドラマ内で採用したいと企てている編集手法です。
例えば、「意見Aを肯定/否定するボイスサンプル」や「誰かの発言Bに茶々を入れるボイスサンプル」、を投稿するとします。
そして、応募の中に「意見Aを主張するボイスサンプル」や「キザな発言B」が存在すればかけあいが成立!ボイスドラマに実装!やったね!
つまり、現実のマッチングアプリでもそうであるように「明記した情報量」が多ければ多いほど、相手候補が増えます。
名前だけは存じているあの人と、意図せずかけあいが成立した!! なんて事態を可能な限り引き起こしていきたいという方針が本企画の中核を担います。これを機に新たなユーザー交流のきっかけが生まれたらこちらは万々歳です。
以上の構造を「セリフマッチングシステム」と勝手に銘打っております。
さらに詳しくは後述。
お題:「HEAR魔王軍の幹部会議」
お待たせしました。第一回のお題は「HEAR魔王軍の幹部会議」
みなさん、漫画である組織の幹部とかが一斉に初登場するシーンって好きじゃないですか? 漫画雑誌などにおいてもそういった回は読者アンケートのウけがいいので、人気回復目的で新キャラを出す行為を「テコ入れ」なんて呼びますね。
最近だと漫画「鬼滅の刃」の柱合会議というのがtwiteerとかでもよく親しまれてます。
あの感じをボイスドラマでやりたい!! 今回の企画の原点はここでした。
詳しいQはこちらの要項案内の中で片二重大魔王が演じているので、投稿をご確認ください。
【書き起こし】片二重のセリフ「ここに集いしHEAR魔王軍の精鋭たちよ。我は片二重大魔王なり。諸君らに集まって貰ったのは他でもない。人類が傲慢の限りを尽くし早100。我らはその間、苦汁をなめ、迫害を耐え忍びに耐え忍んだ。だが、それも今日までだ。今こそ、この大地を支配するべきは我らではなかろうか。魑魅魍魎の権化たる諸君らの英知をわけてはくれまいか」
みなさま思い思いの魔王軍の幹部のアンサーを、その投稿フォームにぶちまけてください! 初登場のコマになったつもりで!
セリフの例
「ガハハハハ! 人間の駆逐など、俺様の手にかかれば赤子の手をひねるようなものよ! なぁ、兄者!?」
「くだらん。私が出るまでもないだろう」(この場合、上のセリフとの関係性が成立。設定が生まれる)
「わたし……そんなことやりたくないです。人間にだって話せばわかりあえる人はいるはずです」
「あのねぇ、だからあなたは甘ちゃんだなんて言われるのよ。人間は滅んで当然なのよ」(この場合上のセリフとのマッチングが成立)
「おぉ……長かった。ついに、ついにこの時が来たのですね魔王様!! ならば、攻勢の一番槍はわたくしめにお任せください。必ずや勝利を御覧に入れましょう」
「おいこらてめぇ! なに抜け駆けしようとしてんだ! 手柄あげるのは俺だ!」(この場合上のセリフとのマッチングが成立)
「ついにミーの開発した秘密兵器をためす時が来た!! ケケケケ!!」
「おい、あの野郎はまた欠席か」(テクニカルな発想ですがこういうのを待ってます!!)
「以上が、幹部たちの総意となります。いかがなさいましょうか、魔王様」(幹部のまとめ役のセリフを出すのも発想の勝利!)
募集人数について
上限はありませんが、5人を下限とします。それ以下だとあまりにもボリュームに不足してしまうので、ボイスドラマとして成立させることが難しいためです。
また、人数不足により制作に失敗しても「ごめんなさいラジオ」を投稿し、その中で「小所帯魔王軍会議」として集まった人数分の作品は発表します。
規模によっては「一人で二役以上演じた人」のボイスを別途採用する場合があります。
まとめ
①募集期間は令和3年2月1日(月)~2月14日(日)
②こちらが発表したお題に対してのアンサーを「#みんボ」のタグをつけてHEARに投稿してください。今回のお題は「HEAR魔王軍の幹部会議」
③投稿の形式は1キャラクターにつき1作品。収録ボイス数に上限はありません。ただし、ボイスの間には3秒以上の間をあける。
④過度に刺激的な表現は禁止します。また、可能な限り大きな声での収録をよろしくお願いします。
⑤ボイスの採用は原則ひとつだけですが、種類が多ければ多いほど誰かとかけあいがマッチングする可能性が広がります。
⑥募集人数に上限なし(ただし下限は5人)。投稿作品は必ず採用。
企画に関するご意見、質問は片二重へのおたより、twitterのDMなどからお送りください。随時こちらに回答を更新していきます。
おまけ
ここまでの閲覧ありがとうございました。ここからの文は本企画には影響しませんので読み飛ばしていただいても結構です。
僕が働いている仕事は観光客と売り上げのつながりが密接でして、ここ最近の社会情勢によって仕事が激減している状態です。
雇用調整と称してこの冬はかなり仕事を休むことになりそうで、めっちゃ暇なんで企画のひとつくらいやってみようかなという思いで本企画を立ち上げました。
ですので、第2回以降についてはあまり考えていません。もしも開催を引き継ぎたいという方が見えましたご一報ください。いやその前に俺が完成させないとな、というところなのですが。
今現在もHEARで活動している方、久しぶりに活動してみようかなという方、この企画に興味を持ってHEARに登録してみようかなという方、きそってご参加ください。
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