どこかの誰かと意見が合うと

おはようございます。

古本を読んでいると、時折端が折ってあったり、重要な点にマーカーが引いてあったりする。

私はこれが嬉しい。

日本のどこかに、私と同じ心境で同じ本を手に取り、時間をとってこの本を理解しようと努め、自身が肝だと思う部分をメモする。

なるほど、あなたにはここが心に響いたんですねと独り思う。

これだけで何だか救われた思いになる。同じ感情。独りじゃないんだなと。


それはそうと、安直なもので、N=2の事象からも一般化しようとしてしまう自分がいる。そのため私は本を読むのが遅い。10ページくらい読むと、これは大多数の人間に当てはまることなのかという事柄に当たり、手を止めて考え込んでしまうのだ。そもそも本として売り出され増販もされている時点で、本の内容に共感する人が大勢いることの証明になっているのだが、考えることに意義があるかのようにとりあえず考える。

そして途中で眠くなり、寝る。

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