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いたよの男
名前をゲーム名に変えたらリフレッシュ度がすさまじく、noteを連投するかすみーるです、こんにちは。
今日はいかなる時も「いたよ」という男について話したいと思います。
てか、夫です(笑)
夫はお出かけしていると、何も言わずにどこかへ消えてしまいます。
元々、TSUTAYAでDVD探してそうなフツーっぽいメガネをかけた男性と結婚したかった私が選んだ人なので、特徴があまりありません。
身長174cm、痩せ型から中年太りになりかけて自転車乗りになったことで体型維持というスタイルにメガネをかけています。
ほら、人混みに消えてしまいそうでしょう?
そこが私は好きなんです。
が!!!
お出かけの度に毎回探すのは嫌ですね。
だからイライラしながら「どこいたの?」って聞きます。
あ、イライラは極力抑えてます。夫はイライラを出すことを良しとしないスタイルであり、出されることも好きではなく、私もそんな夫を見習っているため、抑えます。説明ながっ
私のイラッとが滲み出るかどうかギリギリの「どこいたの?」に夫はいつもこう答えます。
「いたよ」
いやいやいやいや!いなかったでしょ!!
いなかったから探したんでしょ!!
イライラっとが滲みかけてきながらも「いや、いなかったから探したんだけど」と返すと、驚くことにまったく同じトーンで
「いたよ」と!!
ええええ!!!
だからいなかったから…リフレインが叫んでる。
不毛極まりない。
結婚して何年経ってからでしょうか、その境地に至ったのは…
最近ではすっかり「いたよって言ってるんだからいたんだな」って思うようになりました。
「いたよ」だけでなく、「言ったよ」も「やったよ」もありますが、全肯定です。
けれど、高校生の息子とたまに「いなかったよね?」ってボソボソ話したり、「まあ、何を言ってもあの〇〇よの返しには敵わない」って若干ディスってます(笑)
あ、「聞いてるよ」バージョンは少し違います。
スマホゲームをしながら私の話をうんともすんとも言わないので、「聞いてる?」と聞くと、もちろん「聞いてるよ」と鉄板の返し。
もちろん、基本的には、聞いてるんならいいやって思ってます。
でも大事な話の時は「ちょっとスマホやめて」って伝えるとすぐにやめてくれます。
そういうところ、好きですね。
どうでもいい話をしてしまいました。
どうでもいいけれど、結婚生活20年の味わいが滲み出ていると思います。
滲むっていいですよね。
言葉では収まりきらない何かがじんわり広がる感じが好きです。
読んでくださってありがとうございました。
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