生理カップって知ってますか?
女に生まれて嫌だったことはいっぱいあるものの、私の中でダントツの一位は生理があることです。今日は生理の話をするので、ここで嫌悪感のある方はそっ閉じしてくださいね。
さて、少々人数が減ったところで良いお知らせです。最近の私は生理中の不快感がほんの少し軽減されています。その理由は生理カップ!!皆さんご存知ですか、生理カップ。
こういうやつなんですけどね。これをタンポンみたいに膣に入れて使います。このカップの中に経血が溜まって、適宜その経血をトイレに流しながら使う最近少しずつ広まっている生理用品です。色んな所でちらほらとうわさを聞いていたのですが、タンポンすら使ったことがなかったので怖かったんでなかなか手を出せずにいたのですが、渡英を機に購入してみました。
使い方
使い方は消毒→折りたたんで膣に入れる→膣の中でカップを開く→溜まったら経血を捨てる(4~8時間)→きれいにして再度挿入→整理が終わったら消毒して乾かしてしまっておく、って感じです。詳しい入れ方等はこちらに詳しいです。
正直、私、これ最初全然入らなくて、私には向いてないんじゃないか、なんで私だけできないんだ…とかなり落ち込んだんですが、使い始めて3、4回目の辺りからうまく使えるようになってきました。つまり、3、4ヶ月慣れるのに時間がかかったってことなんですけど、必ず慣れます。
コツ
私の場合、折り方はこの上のブログで言うところのハーフダイアモンドというやつが一番うまく入りました。たたむと直径も縦の長さも小さくなるので挿入が楽のと、カップの弾性がうまく使えて開きやすい感じがするのが理由です。畳んだままぐぐぐと入れて、8割がた入ったら、そこで折りたたんでいた部分をえいやと人差し指で折り上げて、カップの根本を持ってぐるっと一回転させて開かせた後、そのまま奥まで入れる感じです。人によってバラバラだとは思いますが、私の掴んだコツとしては、膣は頭の方向じゃなくて、お尻の方向に向いているので、上に向けてまっすぐいれるというよりはおしりの方に向けて入れるとうまくいくな、という感じです。
メリット
メリットに感じているのは、
①どろーっと出てくる感じがない
②蒸れない
③生理用品を買いに行かなくていい
④ゴミが出ない
前はドローっと出てくるのが嫌で、シンクロフィットという商品を使っていたのですが、トイレのたびに新しいものを使うので、すぐになくなってしまって結構高くつくのがネックでした。洗って何度でも使えるので、ゴミも出ないし、買いに行かなくていいしいいですよね。そういや、日本では生理用品は10%税金かかるらしいじゃないすか。ほんとアホらしいっていうか、ね…。コストの面でもおすすめです。
フィールド仕事の人におすすめ
もう一つは、現地調査があるような仕事をしている人にもすごくおすすめで、例えば雨の日の植生調査、協力会社の男性と一日2人きり…みたいな日にもいいですよ。かっぱで湿度最悪、トイレもないから絶対ナプキン無理…。みたいなときにとてもおすすめです。(まあ、タンポンでもいいのかもしれないが…)
英国では普通の大型スーパーでも売っているくらいそこそこ普及しているアイテムです。途上国では生理中に生理用品が買えなくて学校に通えなくなってしまう女子学生達が、生理カップを使うと学校に通えるようになるということで、少しずつ普及が進んでいるそうです。
それではまた!
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