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23歳になったsub、心の平穏を求める

寝酒のためにウイスキーを少し舐めて、歯磨きをして、お布団を整えてみた。時刻は26時。とてもいい気分。

先日、どぶかすは23歳なった。歳をとるのはあまり好きじゃない。老いた自分に価値を見いだせないからだ。この気持ちは高校生、つまりはどぶかすに初めてのご主人様が出来てから、いつのまにか芽生えていた気持ちだ。
初の主人は、社会人になってしばらくになって、地位もそこそこ高かった。そんな彼が地位を降ろされるリスクを抱えて、未成年である自分をボコボコにしていたのは、隣を歩こうとした自分の腹に肘を刺してきたのは、自分が未成年という不可逆の、彼にはもうない魅力を持っていたからだろう。

そんな彼も、寝る時はベッドに招き入れてくれていた。「抱き心地だけは良いな、お前」と言われた。今ならわかる。殴ったり水に頭をつっこめたりする関係性に安心するような人間には難しすぎたんだ。ひとりで眠り、夜を明かすのは。

寝る準備っていうのは尊い。豊かであるということの象徴であると感じる。自分が安心できる場所を作ってる感じが好き(巣作りもそう)。あとは一緒に眠る人の用事がすむのを、わくわくしながらまってるだけ。そしたら、むぎゅーって抱きしめられながら、安心感に包まれて深い深い眠りにつきたい。大好きな匂いをいっぱいに吸い込んで、脳みそがぴりぴりする感覚に酔いながら。

今は、自分の性別が男であろうと、多少歳を取ろうとも、あまり焦るという気持ちにはならない。なぜなら、どぶかすというジャンルの人間だからだ。どぶかすは若いからだとか、性別が男だからとか、そういう括りで魅力は語れないと、なんか今日おもったのだ。

今年こそは、安眠できる寝床を見つけられるといいな。今日も眠れない。

ps.どぶかすは天蓋付きベッドがすきです。

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