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疲弊する現代の教員(2024/9/22)

昨日は教員不足について取り上げられています。

かつての岐阜県の教員の取り組みを紹介し、現代の教員の労働環境の厳しさに触れています。

要約は、

岐阜県の教員たちは、子どもたちの夢と心を育てるために児童文学雑誌「コボたち」を創刊し、長年にわたり活動を続けた。

現代の教員の労働環境は非常に厳しく、6割が3年以内に離職を考えていることが明らかになっている。

教員不足と志望者減少が問題となり、教育現場が疲弊しているが、政治的な議論の中心にはなっていない。

東京新聞 9/22 https://www.tokyo-np.co.jp/article/355857?rct=editorial


教員の仕事は授業だけでなく、事務作業、部活動の指導、保護者対応など多岐にわたります。

これにより長時間労働が常態化し、心身の負担が大きいことが言われています。

さらに、 他の職業に比べて給与が低いと感じる教員が多く、特に初任給が低いことが若年層の教員志望者にとって大きな問題となっています。

また、昇進機会や福利厚生が十分でないことも影響しています。

私の家族にも教員がいますが、「定額働きホーダイ」と揶揄していますね。

対策としては、外部への業務委託やICT活用で業務負担を軽減する、給与、待遇を改善し教職の魅力を向上させること、採用試験改革、定年退職者の再雇用などで採用を強化することなどが取られているようです。

教育の課題は国の将来に大きく関わる問題。

社会全体でこの問題に向き合い、改善を図っていく必要がありますね。


今回もお読みいただきありがとうございました。

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