コロナ感染者数とデータ活用悲しい事例
はじめに
2021年9月13日現在のサイトを情報に基づき、執筆しております。
身近なところでデータ活用が進み、サイト更新者の手間が減りますように。
9月13日、緊急事態宣言が今月30日までに延長された。
都道府県単位の「宣言」だが、都道府県単位で制限をかけるのは、同じ都道府県に住んでいながら、近所に感染者が出ていない地域の人にとっては、過剰な我慢を強いられる印象を持っている。神奈川県も、横浜・川崎のあたりでは多く出ているが、市区町村別でみたら、新しい発見があるのでは?と思い、まず、地元のデータを参照しようと秦野市のサイトを見て驚愕した。
なんて、見にくくて、更新の手間がかかりそうなサイトなんだろう。
・管理者が1つずつ、ミスがないように数字を手打ちしなければいけない。
・参照する人にとって、数字の羅列から状況を理解することが困難。
・データをもっと活用しようという人に対して、再利用しにくい。
ひとつずつ、事例を挙げてみたい。
●日別・曜日別 感染症患者数の推移
一つのセルに、日付と人数が入っている。
更新されていない日は「-」が記載されている。
先月の情報を参照することができない。
●年代別感染状況(前月との比較)
年代別の感染状況に関して、翌月にならないと、変化の状況が掴めない。
●年代別感染状況
どの色がどの年代なのか、分かりにくい。パイチャートがわかりにくい、という話は、まだ、一般的ではないのだろうか、、
●感染症患者発生数一覧
日付の表記が、月ごとならば、文字で「xxからxxまで」書くより、「2021年9月」と書いたほうがわかりやすい。
■では、どうすればよいのか?
個人単位のデータがあるので、その個人単位のデータから、自動で表・グラフを生成する仕組みを作れば、変更箇所を最小限にしながら、全てのチャートを更新できるのでは、と。
秦野市のデータ(一部のみを公開)
ちなみに、横浜市のホームページでは、全てのデータが、同じ情報から生成されており(多分)、そのデータは再利用できるように公開している。
横浜市のデータ(過去事例も含めてダウンロードできる)
さいごに
この声が、秦野のサイト更新者に届きますように。