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君は千葉シッカロールズを知っているか。

今日はなんだろう、何の話に分類すればいいんだ…
まぁいいか。

ドスドスドスみんな千葉シッカロールズの新刊読んだ?!

千葉シッカロールズは主にお話を考えるマシーナリーとも子さんと主に作画を手掛けるハンバーガーさんの同人サークルで、私はかなり初期からこのサークルの本がお気に入りなのだ。

彼らの作品の面白さは単純に絵がよい、話が面白いというものあるけれど、出てくるアイドル同士の関係性がすごく丁寧に描かれているのが魅力としてものすごく高い。クスリと笑えたり「あぁーそこでその返しする一ノ瀬志希ちゃん、いいですね」が頻繁に発生する。

関係性を描くのがとにかくうまいのだ。それは初期の作品である「池袋から渋谷まで山手線で15分」で完成されていると言ってもいい。

すごくない?タイトルでもう優勝でしょ。中身ももちろんメチャクチャに良くて「渋谷凛と池袋晶葉が結びついた場合にどういうコミュニケーションが生まれるか」というのが矛盾なく最高の形で描かれている。すごいよ、お互いリスペクトし合う描写なんなんだ・・・

紹介しだすと切りがないが、もう一つ過去作で特にお気に入りなのは「ツダヌマタウンのうさぎたち」

これもすごい。ウサミンとの関係性の描写もだけど、SFとしての完成度も高い。星雲賞あげてほしい。
(新刊のおまけでちょろっとこの本というかウサミンの話が出てきて笑った)

で、これまでの作品は「池袋晶葉と○○」という構成で作られていたのだけど、今回はあえて書くなら「池袋晶葉とほっぺた」という構成で、まぁ、池袋晶葉ちゃんがことさら可愛いんですよ。そのへんは、表紙にも現れていて、今までと違い、池袋晶葉ちゃんのアップがドーンと書かれた表紙になっている。ええ、可愛いですね。

内容に深く触れていくのは野暮なので触れませんが、主には表紙に出てきている他のアイドルたちとのやり取りが可愛く楽しいのは今回も健在。私、志希ちゃんが指折りでお気に入りなのですが、今回のポジションもとても良いですね、役得。

そして、毎回最後のページがとても良いんですけれど今回は特に、ね。すごい。表情も仕草もセリフもかわいい池袋晶葉の理論値では。

そんなわけでぜひ本を買って読んでほしいんですけれど、千葉シッカロールズの魅力は、ご本人たちのやり取りにもあると思うのですよね。Twitterに時々貼れられるチャットのログとか切れ味良すぎて毎回笑ってしまう。

そんな二人のやり取りが好きな私ですが、boothで新刊を買うとDL出来るおまけ本がこれまたおもしろい。二人の振り返りコメンタリーが読める、最高。あとマシーナリーとも子作のネームも読める、最高。

今回のおまけ本を読んでいて、ネームではなかったやり取りだったり描写だったりが追加されていってて、しかもその追加されていく、変化してく過程も記述されているので、改めて二人で作っているからあの良さが出るのだなぁと実感できた。とても良かった。

そして、ハンバーガーちゃん合同誌のマシーナリーとも子氏のページがとても良い、と聞いて早速注文したのであった。

というわけでみんなも千葉シッカロールズの本を買って読んでくれよな!

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おしまい。

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