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きちんと点検してますか?業務用エアコン・冷凍冷蔵設備等「改正フロン排出抑制法」の対策です 「簡易点検」を自分でやって経費削減!
「第一種特定製品の点検義務化」そんなの関係あるの?
「改正フロン排出抑制法」うちは関係ないでしょ?
そう思っていませんか?
機器をお使いならば、知らずのうちに「違法状態」になってます
突然の立ち入り検査にも慌てないよう準備をしませんか?
「フロン排出抑制法」の周知活動もしております
1.業務用として販売された「第一種特定製品」は定期的な点検が義務付けられています
業務用エアコン・業務用冷凍冷蔵庫・冷凍冷蔵ショーケース
ストッカー・ビールサーバー・製氷機等
冷媒(フロンガス)が封入されている多岐にわたる業務用機器が
対象となっています
※業務に使用していたとしても「家庭用ルームエアコンや冷蔵庫は対象外です」
管理不足でフロンガスを漏らすと(みだり放出)
1年以下の懲役又は50万円以下の罰金 と定められています
それが2015年4月に施工され、2020年4月1日より改正された法律
「改正フロン排出抑制法」 です
この法律によって「第一種特定製品」の所有者・使用者は機器の管理者を定め点検を実施しなければならなくなりました
「第一種特定製品」とは家庭用エアコン・冷蔵庫とカーエアコンを除く
全ての業務用冷蔵庫・冷凍冷蔵設備や装置に冷媒としてフロン類が充填されている物と定義されています
※家庭用は「家電リサイクル法」カーエアコンは「第二種特定製品」として別の法律が定められています
いかんせんあまり周知されていないのが現状です
事務所や店舗や工場のエアコン スーパーやコンビニ又は商店にあるショーケース・冷蔵庫全てが対象です
各機器や出力により点検内容も違っており簡易点検と定期点検の2種類があります
簡易点検は全ての機器が該当し
3か月に1回以上機器管理に指定された管理者が行わないとなりません
目視による点検
(フィルター清掃・温度・錆び・油にじみ・外観の損傷・機器の異音・異常振動など)の確認です
![](https://assets.st-note.com/img/1675319073605-bV4WlhC8er.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1675319104089-k0pZ0Tg4aK.jpg?width=800)
このような点検シートを作成して各機器ごとに記載し、保存しなければなりません(機器を廃棄等無くなっても、3年間の保存が必要です)
もっと簡単な書式の物もありますので調べてみてください
フィルター等があれば清掃も兼ねて見れる範囲で構いません
簡易点検は機器を分解してまでやる必要はありませんので
あくまで見れる範囲で大丈夫です
あとは機器の規模により定期点検も義務付けられています
コンプレッサーの定格出力が7.5Kw以上の機器については
専門業者(有資格者)に依頼しなければなりません
(だいたい機器の型式記載シールに定格出力が記載されています)
エアコンの場合コンプレッサー出力が50Kw以上で1年に1回以上7.5Kw~50Kwで3年に1回以上
冷凍冷蔵設備の場合は7.5Kw以上で1年に1回以上 と頻度も定められています
(定期点検は冷媒漏えい点検)
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こんな感じで施工されているフロン排出抑制法ですが
本当に周知されていなくて
点検シートの作成等で営業に回ると詐欺師扱いされるほどです
業者による点検は当然有料の作業となりますが
いきなり費用がかかるなるとお客様も警戒されるのは仕方ない事
です
2015年4月に施工(2020年4月改正)された為、すでに全ての機器が定期点検対象になっているはずなのですがどうなんでしょうかね?
一応役所もビルの解体現場などにフロン類を回収しないで作業し
ていないかと見には行っているらしいのですが・・・
地球温暖化等の環境問題が問題になっているので
フロンガス回収には協力しましょう!
2.小規模店舗様・事務所様・工場様など、委託しないで経費を抑える方法をご紹介いたします
簡易点検を自分でやりましょう
原則「定期点検」が必要な機械が無ければ、ご自身又はご担当者で「改正フロン排出抑制法」に沿った点検が可能です
業務用エアコン、冷凍冷蔵設備共に7.5kw以上なければ大丈夫です
業者に委託すると年4回で1回3,000円~かかりますので年間で
12,000円 その分削減できます
「定期点検」の対象機器がある場合でも「簡易点検」はやらなければいけません。業者によって有料・無料いろいろあるでしょうが、「定期点検」だけをお願いした方が安く上がります
中には「定期点検」と「簡易点検」はセットでという業者もあると思いますが、その時は別の業者も探しましょう
お付き合いある業者がある場合は、そのままお付き合いしても大丈夫です
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