なぜ、ジムに人は向かうのか。

運動をした方が健康によい。
と、わかってはいても、なかなかできるものではないし、しても続かない。。。
そんな人も多いのではないでしょうか。

これまで、運動を楽しむために様々なスポーツが考案され、人集めしていたりしますが、人と人の関係が密接なチームワークを求めるタイプのスポーツは、どうにも人間関係がめんどくさい。。。
そんな理由で、投げ出す方も多いのかもしれません。

最も楽しさがよくわからない。
そう思われがちな筋肉トレーニングのジムが流行り、マシンを置いたジムが増える理由が、この人間関係のわずわらしさが少ないということが大きな理由の一つと言えそうです。

しかし、それなら、自宅にマシンを買っておき、黙々とトレーニングすれば、良いことですよね?

なぜ、人はトレーニングジムに向かうのでしょうか?

そこには、人間関係がめんどくさいと思いつつも、人間関係が全くないとさみしい、という人間の心理が深く影響しているのです。。。

トレーニングジムのトレーナーやジムの常連さんという人間関係は、いざめんどくさいとなれば、ジムを変更したり、行くことをやめることによって、切ることのできる人間関係であること、コレはかなり大きな利点なのです。

しかし、コレだけでは、人はジム通い続きません。。。
ジムにいる筋肉トレーニングによりマッチョになった男性というのは、筋トレを全くしていない男性よりも魅力的にうつります。
その中には、イケメンがいるとなれば、、、
女性トレーニーのモチベーションアップにつながります。
しかも、お茶に誘い込むにしても、連絡先交換するとしても、なんにしても、相手は素人ですから、ホストクラブにいるイケメンよりもジム代金は割安で身近で手軽なのです。。。

男性トレーニーにしても、美人な女性からモテたい!ということはトレーニングのモチベーションアップにつながるため、女性トレーニーの存在は彼らからしても飲み屋で引っ掛ける女の子よりもずっと健全な関係性を築ける可能性のある存在なのです。

つまり、かつて飲食店、とくに飲み屋が担っていた、ゆるい大人のコミュニティという役割が、トレーニングジムに移行してきているのです。。。
しかも、会員制のジムがほとんどなので、変な人は入ってこない安心感もあります。
人見知りの人にとって、この点はとても良いでしょうね。

また、少子高齢社会が進み、子どもがいない人や子どもが大きくなって手が離れた人ばかりになったことも、ジム通いに抵抗が少なくなる理由の一つです。
トレーニングジムの器具は、重たいものも多く、赤ちゃん連れてトレーニングに励むのは、大変危険だったりもします。
ゆえに、行きたいという気持ちがあっても、子どもの数が多く、子育てで一生が終わる社会では、トレーニングジムに通うことができるのは、一部の子どもを他人に預けることができる身分の金持ちのみとなってしまうのです。
ですが、少子高齢社会においては、子どもの数が少なく、子育て期間も短めの期間で済むため、子どもの存在が中高年になってからトレーニングジムに通うことの障害になりにくくなります。

そして、経営者としても、子どもが少ない社会ということは、子ども向け商品が売れにくい、食欲も大人になると衰えるので飲食店も流行りにくい、大人だと体型の変化が少ないため、洋服を買うサイクルも長くなりがちと、何かとモノを売ることが難しくなってしまいます。
そこで、トレーニングジムの出番です。
大人が体型変化することによって新しい服が必要になり買いに行ったり、食欲増進していくことによって飲食店や食料品店がにぎわいを取り戻すことが起きるため、トレーニングジムには、副次的な経済効果もあるのです。

とまぁ、メリットだらけなものですから、そりゃあ街にトレーニングジムが増えるのも道理にかなっていると言えますよ。

皆さまも、ぜひ、身体を強くするためにも、トレーニングはじめてみませんか?

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