幸せな恋愛結婚という結果を出したくて参考にした人を間違えた話。

これは、十代、二十代前半の若さ故の、経験が少なすぎたが故の失敗なのですが、

私は、恋愛において、結婚した上で、妊娠、出産、子育てという結果を出したかった人間なのですね。

そのうえで、幸せを実感出来る恋愛、結婚、妊娠、出産、子育てを人生で経験したいこととして十代から考えていたわけです。

ならば、実際の恋愛の参考にするべき人物像は、幸せな結婚という結果を出していて、なおかつ、妊娠、出産、子育てをしているママさんたちの意見や経験を参考にするべきだったんですね。

いくら結婚、妊娠、出産、子育てという結果を出していても、幸せを実感していない人は参考に出来ませんよ。

なのに!

私が恋愛テクニックにおいて参考にしたのは、結婚という結果を出す気すらない人の書いていた本なんですね。

それじゃあ、私がほしい方向性のアドバイスが出るわけがない。

しかも。

対象年齢層がだいたい、当時のアラサー位に向けてのアドバイスだったんですね。
当時十代です。二十歳なりたてです。

年齢が違えば、状況も違うし、対処も違うし、それに対するアドバイスも違って当たり前なのに、わりと鵜呑みにしてしまった。

端的に言えば、好きかどうかは置いておいて、軽く付き合いしてみるのも大事、とかそういう系。

しかし、私の場合、これは大失敗の大元になりました。

私は、まだ十代二十代だったんだから、もっと自分の生まれもつセンサーを信頼して男選びしたほうがよかったんです。

少なくとも、元々、好きだと感じた、恋におちたと感じた男性にたいして、積極的に話しかけて、アピールすることが出来る人間でした。

そういう人の場合、生まれつきのセンサーが鈍い人向けアドバイスやセンサーが敏感でもアピールが出来ない人向けアドバイスは当てはまりません。

どちらかというと、相手に好ましく思われる自分の見せ方についてのアドバイスが必要だったんですね。
好きの表現のさじ加減のアドバイスとかね。

そういう意味では、あれはあれで参考にはなりましたが、結婚をみすえた恋愛相手選びという部分では、結局自分のセンサーを信頼して選ぶのが一番だな、と思います。

この失敗を踏まえて、私は、子育てにおいて、参考にする相手は、実際に子育てを経験している人、子育てにおける実績を出している人、そのうえで、自分と子育てに関する考え方の方向性の違いと似ている部分を頭の中で出し、比較しながら参考にしています。

赤ちゃんに関する仕事に従事している人は、理論的な部分を知っていますから、参考に出来る部分はあります。しかし、実際に子供を産んで育てた経験がないと、生きたアドバイスにはならないんで、実際に試してみると人間がするには無理があるやないか、となることや自分の資質ややりたい方向性、私の子供の資質とアドバイスが合わないよな、となることも多いです。

だから、残念ながら、あまり参考にはならないのです。反面教師的な参考にする場合もありますが、その通りにする参考にするとしたら、やっぱり子育て経験者の言葉になってきます。

誤解しないでほしいのが、人間的には、子育て経験ない人でも大好きだし、好きな気持ちがあるから、関係を持ち続けているのです。

自分のセンサーを信じるって大事だな、ということです。

ここから先は

0字
この記事のみ ¥ 100
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

サポート代は、わたしの子供たちの育児費用等に使われます。